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【チームatを選んだ理由〜MIKI・ファニット代表 古庄美樹さん〜その❶】atのコンサルは『論語とそろばん』そのもの。

チームatは、専務の阿部(a)と社長の寺島(t)の女性コンビを中心に、スタッフ、フリーランスで活躍するパートナーさん、課題を抱えるクライアントさんで構成されている。そんなチームatの魅力を綴ったチームat大公開企画。これからの3回は、マーケティングやコンサルティング、講演などのお仕事でオフィスatを選んでくださったクライアント企業様へのインタビューをお届けします。なぜatを選び、プロジェクトを依頼したのかについて、atとの出会いからその決め手となった出来事まで、at広報のスタッフTがじっくりとお聞きし、その真相に迫りました。

MIKI・ファニット代表取締役 古庄美樹さん 

会社経営者であり大学院生という二足の草鞋で走行中。
2人の1歳児お孫さんにミキティと呼ばせるも、「キティちゃん」と呼ばれる。
最近再婚して苗字が変わり、福岡と東京の別居新婚生活中♡です!

(1)古庄さんについて

―まずは簡単な自己紹介をお願いします!

0歳からの人生を豊かにし芯の強い人を育てる運動スクール「M I K I・ファニット」(幹+ファン+フィットの掛け合わせ)という会社を経営しています。社名の通り、人生の幹である心と体を、楽しみながら強くしていこうというメッセージを込めています。現在は、福岡市内を中心に2か所の事業所と6教室を開校し、会員数延べ800人ほど。50代からのミドルシニアのメンバーさんは約100人で、グランチアやヒップホップのプログラムも開校中。私が関わる対象年齢は、3歳から105歳と百歳の幅があります。先日は105歳の方とグランチアチアを踊ってきました!プライベートでは、九州大学の大学院生もしています。

―M I K Iファニットの教室を立ち上げられるまでの道のりについて、聞かせてください!

大きく3つの転機がありました。最初のきっかけは、私が大学時代の体育科での出来事です。単位がとれず再履修になったハードルの授業で、先生から「できない人の見本だ」と後輩の前に立たせて無理やりやらせたことがありました。こういうのが子供の運動嫌いを醸成していく、未来が危ないと思いました。
その後結婚して専業主婦となり、20代で年子を二人出産して育児に疲弊していた頃のこと。近所の公民館で「高齢者ふれあいサロン」というボランティアがあり、幼な子を連れて体操支援に通い始めました。それが、子育て中で引きこもっていた私が子どもとシニアの同時支援『幼老共生』を志していく大切なきっかけになりました。乳幼児とシニアの組み合わせ、実は嫌がれたことが多かったんです。『乳幼児とシニアが一緒に楽しむ道はないのか』をずっと脳裏に秘めながら、その後N H K福岡の体操番組担当や、看護学校や保育科の講師で人を育成する機会をたくさん頂きました。これら教室の事業を持続していくため、法人化し30代でMIKI・ファニットを設立。今年で17年になります。

最大の転機は、40歳代の頃でした。大学卒業後の娘と一緒に旅したロンドン旅行で鑑賞した「レット・イット・ビー」というミュージカルの会場の光景です。そこでは、日本と異なり、子どももいればおじいさんおばあさんがビール片手に、歌って踊りながら一緒になって楽しんでいたんです。その時、「あ、これが、私がやりたい健康作りのカタチかも」って確信したんです。私の脳内でミュージカル会場のビールが、チアのアイテム『ポンポン』に勝手に変換されていました。みんなが笑顔になっている光景を見て、私がずっと想い描いていた『幼老共生』のカタチがそこにあることに気づきました。それから、MIKI・ファニットの今の土台が徐々に形成されていきました。

当時のミュージカル会場で。

(2)オフィスatとの出会い

―事業を育む中で、一体どこで、オフィスatの二人と出会ったのでしょうか?

気がついたらそばにいたって感じです。10年以上前から、atさんからは講師のお仕事の依頼を受けていて、仕事上のお付き合いはありました。寺島さんがスポーツ科学部のご出身で、私とはスポーツという共有点があり、阿部さんとも共通の友人が多かったです。いつも私が興味を持ってやりたいなと思っていることを、お二人ともバンバン実践されているのを見ていたので、ずっと刺激を受けていました。atさんのメールマガジンも、毎週必ず目を通します。

―atのメルマガは女性の目線からみた世の中を俯瞰している記事が多いです。それを必ずご覧になるのは、なぜでしょうか?

「女性ならでは」の言葉が巷で飛び交っていますが、一昔前は女性に特化した情報があまり流れていなかった時代でした。そんな当時から女性目線で見た社会をずっと発信されている。メルマガの内容や情報にとても共感でき、今でも愛読しています。それから、地元福岡のことをよくわかっていらっしゃるので、地域性ある話題も面白いと思い目を通しています。

―atが開催するイベントにもよくご参加いただいていますね。

atさんの集まりの、あのゆる〜い感じが大好きです。名刺交換しっかりのガチガチ形式な会がとても苦手なので、お二人からの「こんなんあるけど来るぅ?」っていう軽いノリが暖かくてありがたいですね。先日のヒロミ(←阿部のこと)還暦パーティーは圧巻でした。お二人も参加者も徹底的に楽しんでやろう、楽しませようという雰囲気が充満していて、来られている方が本当に皆笑顔でいたことが印象的でした。

(3)at×MIKIファニットの共創プロジェクト


【きっかけ】


ーオフィスatにお仕事の依頼をお願いされたのはどんな経緯からですか?

3年前でしょうか。お試しコンサルティング相談会のような場で、最初にお話を聞いてもらってアドバイスを頂いてからだと思います。

―正式にお仕事をお願いしようと思った理由は何ですか?

最初に自分の事業分析シートを作るワークがあって、その解説が私にとってすごく腑に落ちた点があったからです。私も過去ビジネススクールに通って、そういった診断分析はやったことがありました。でも、スクールでの事例は大企業が多く、私のような中小起業家の立場からすると、学びにはなるも話しがどこか遠く感じていました。経済を回すために、どう右肩上がりになれるかを考えて…みたいな。もちろんそこは大事ですが、私にとっては、『論語とそろばん』(道徳と経済の二刀流)のような、もっと身近な、こういう時にこんな悩みで困っている、じゃあ今の自分たちにできる最適な次のスモールステップを、一緒に整理しながらリードしつつも伴走してくれる相手が欲しかった。atの二人はそれをしてくれる方たちだと確信して、正式にプロジェクトとして事業のコンサルティングをお願いすることにしました。

【atのコンサルとは?】

―実際ご依頼いただいて、どんなことが印象的でしたか?

どうしても言葉数が多くなる私を、企画の打ち出し方から事業化するまで的確にリードしてもらったことがすごく印象的でした。女性同士共感していただける部分がある一方で、出てくるものは、明確な図式化された図面で、まさに欲しかった『論語とそろばん』でした。

―具体的にどんなリードでしたか?

とにかく、今何がしたいのか、今考えていることや想いを全部言うことから始まりました。初日は、自分としては『取り止めのないことばかり言って終わってしまったなあ』と少し冴えない気持ちが残りました。でもその数日後に、atさんから「みきちゃん、こないだの話ってこんなん〜?」と、ポーンと資料を投げてこられた。あの日自分が言ったことが、全部わかりやすい視覚的な図面になって出てきたんです。これまで、自分の想いを結局どこに繋げていくのかのビジネス的なマッピング整理を、社長の私ができていなかったのが悩みでした。会社の未来や方針を、論理的に的確に話すことと、情感的な部分も訴えていく必要がありました。atさんから出されたその図式をみた時に、「私の頭の中はたぶんこれです!」と、即答しましたね。

―どんな図式でしたか?とっても見てみたいです。

階層レベルごとに図式化されている図が出てきました。とにかくわかりやすくて。「ここは誰に頼もうか」、「ここは今の組織に足りないリソースだよね」とか、「ここは繋がっているからこう繋げていこうか?」と個々に解説してくれました。ぼんやりしていた想いと事業がはっきり整理されたのでスッキリしましたね。私のような、現場の思いが強いまま進めていこうとしている女性起業家の中には、「こういうことをするときっといいです!」と熱く語っても、論理的でなく相手に伝わりにくい時もあります。atさんには、その想いをただの熱意で終わらせないように、一番大切な最初の事業設計図を、情感に寄り添いながら一緒に立てる伴走をしてもらっています。

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【チームatを選んだ理由〜MIKI・ファニット代表 古庄美樹さん〜その❷】
atとの打ち合わせはとにかく楽しい!


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