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【チームat大公開!〜超子育てアドバイザー中山淳子さん〜】atは私の『頭の交通整理人』

「チームat」のメンバーは、社員雇用ではなく、個人事業主として仕事を請け負い、プロジェクト毎に結成されるチームで働くスタイルを選択しています。その多くが、女性である自分の声やアイデアが、プロジェクトを通じて、企業や社会にしっかりと届き、価値を創出していく過程に、やりがいを感じています。仕事以外に、子育てや介護、家事などの多忙な日々をこなしながらも、深い信頼関係を築き、しっかりとした業績成果を上げ、様々な社会課題解決に貢献しているatメンバー。その魅力に、at広報のスタッフTが迫ります。

チームatのパートナーさんにマイクを向けています。atのお仕事は、お客さんの想いをカタチにできる、たくさんのパートナーさんが支えてくれています。第二弾は、超子育てアドバイザーの中山淳子さんです!


ドマーニ代表
福岡市東区在住、中3息子のママ
止まると死んじゃうマグロタイプも、週1「家デー」は予定ゼロにしてバランスを保つ。
人生100年時代、やりたいことがいっぱいの中山淳さんです!

(1)お仕事についてお聞きします

ー淳子さんのお仕事について、教えてください!

本業は教育機関のアドバイザー
です。自分の6割以上の力をそこに注いでおり、福岡他日本全国に飛び回り、幼児教室、塾、保育園、幼稚園に関わっています。次に、母親支援です。これは私にとってライフワークとしている事業です。その他、月に3−4本のペースで、講演会での講演を担当しています。それから、個人で「中山淳子のオンラインサロンを立ち上げ運営しています。こちらはatさんにもお手伝いいただいた企画でした。大変ありがたいことに、まもなく会員数が100人に達しようとしているところです。このサロンは私にとって、生きがいとも言える存在となっています。TNCテレビ西日本「ももち浜ストア」のレギュラー出演もあります。新規事業も数件準備している状況です。子育てでは、子供の学校のPTA役員もやっています。

中山淳子さん公式サイト

「ももち浜ストア」ではレギュラーコメンテーターを務める

ーまさに超マルチタスク!

ーかなりの事業を同時並行されていますね。仕事を終えて、さらに子育てと家事をこなす。これを1日のスケジュール帳にパズルのように絶妙に組み込んで進行しているのですね。神業に近い!

実は今日のこの取材アポも、4件目です(笑)。好きなんですよね。どの事業も本当に大好きでさせていただいています

ー『家デー』でバランスを保っている

―その超多忙な日々の中で「家デー」があるとのこと。何もしないその息抜きの時間はすごく大事ですね。私は今そのライフバランスに四苦八苦しています。

すごくわかります。実は私も昔、独立してすぐの頃は、なんでもイエスマンで頑張ってしまった時期があります。余裕がなくなり、結果家が乱れ、周りにも迷惑をかけてしまい、これは絶対良くないなと思いました。自分自身1日の中で、オンとオフの切り替えをすることが難しいとも感じていました。そんな中、1日だけは何もしない、S N Sもあまり見ない、そういった完全オフの日を設けることで、やっとバランスを保てるようになったかなと思います。周囲も、私がS N Sで配信しない日はオフの日なんだなってわかり、わかりやすいとよく言われます(笑)

(2)atとのお仕事についてお聞きします

―atとの出会いを振り返ってみてください。

もう長い付き合いです(笑)。出会ったのは、私が前職の会社員時代でしょうか。もう出会って20年は経っていると思います。出会った当時はatのお二人もまだ前職の会社員時代。私はクライアントという立場で、お二人が在籍している会社にお仕事をお願いしたところ、「福岡在住の社員を紹介します」と言われお会いしたのが、寺島さんと阿部さんでした。そこが最初の出会いですね。出会った頃は、私がお仕事を発注し、お二人が業務を担当くださるという、ビジネスとしての関わりでした。その後、私の退職に際してお二人に退職挨拶のメールを送った時、「中山さんは今後どうされるんですか?」と言った会話に発展し、プライベートでお会いすることになったと思います。その時もまだオフィスatが創業する前の時で、atの二人はそれぞれ独立して仕事をされていた頃でしたね。

ー始まりは、めきき倶楽部のプロジェクト

ー独立してから、atとのお仕事での関わりが増えたのでしょうか?

そうですね。退職後すぐに誘われたプロジェクトが「めきき倶楽部」のお仕事です。このプロジェクトに参画し、atのお二人との交流が深まりました。私が独立し新事業を考えていた頃に、atのお二人も、ママ達の支援ができる人材を探していた。これが後の「ママワーク研究所」設立への参画のお話でした。交流を重ねるうちに「淳子ちゃんなら絶対にできるよ」と背中を押してもらい、私と寺島さん阿部さんと、現代表の田中彩さんとの4人で「ママワーク研究所」の立ち上げにつながりました。これ以降の詳細は、私の著書「超ママ力」に詳しく書いていますのでご覧ください!

当時のめきき倶楽部メンバー(一番左が淳子さん)

―atとの仕事も、好きだからできる

ー淳子さんに参画いただいたプロジェクトがたくさんありました。本当に長きに渡り、atを支えてきてくださっているのですね。

プロジェクトで人と企業、人と人が様々なところで繋がり、今があると思います。何度も言いますが、私は自分が楽しいからやっているんです。好きなんですよ。その昔、私自身が自動車の運転もできないのに、自動車メーカーの市場調査プロジェクトで女性の意見を届けたこともありますよ(笑)。ざくろジュースや納豆の座談会にも関わりました。「困った時の淳子ちゃん」になっていますけど、それがすごく嬉しいのです。

―いつもプロジェクトで人集めに困った時、最後の砦は中山淳子さんです。どうやって集められるのでしょうか?

私、人集めがすごく得意なんです。これは、積み重ねです。よく女性起業家の方から「人が集まらない」と言われます。私からしたら、そんなに簡単に人が集まるわけがないんです。まず相手を信用しないと、人は来ない。その信用・信頼を構築するには、本当に時間がかかります。私は自分が本当にいいと思うことしか相手に伝えたくないので、「この人が誘ってくることなら間違いない」と思っていただけるまでに、じっくり時間をかけて信頼を醸成します。ついでに営業させていただくと、「中山淳子のオンラインサロン」は絶対にがっかりさせないですよ!

(3)atとのお仕事で特徴的だと思うことは?

―最近で言うと、淳子さんの「褒めノート」制作をatが担当したと思います。その時も含め、これまでを振り返っていただき、atとお仕事をする時、何か特徴的だなと思うことはありますか?

これまでずっと思っていることなんですが、atのお二人は私の頭の中を交通整理してくれる存在、ですね。私自身やりたいことが山のように湧き上がってくるけれど、それをどう形にしていくかというところをatの二人がやってくれます。私の想いを聴きながら、まとめて整理してくれて、次に進むべき道を作ってくれるんです。本当に感謝しています。

―atはどんな風に聴くのですか?

おしゃべりしながら、気がついたらまとめてくれています。at「ちょっと待って淳子ちゃん、そこはこうだよね」淳子さん「ああ、そうだそうだ」「いや、ちょっと待ってそれ違う。。。」at「ああ、ならこうじゃないのかな。」こんな感じです。クリエイターへの伝え方も彼女たちはすごく上手なので、出てきたものがブレることはないですね。いつも思っていた以上のものが出てきます。仕事のやり方を見ていると、私にはない力の持ち主です。

―淳子さんにない力とは、具体的にはどんな力でしょうか?

私自身ゼロからイチを作るのが得意で、枠がなくてアイデアを生み出すことに長けているんです。いわゆる、妄想家の夢みる夢子ちゃん。でも、atのお二人は私のアイデアを、次に繋げる形にしてくれるのです。

―atのお二人は、1を10にすることに長けている

ーatの二人は、1を10にすることに長けていると聞いたことがあります。

その通りです。N P O法人ママワーク研究所を立ち上げた時も、お二人とのバランス関係が大きな力になりました。私がゼロ(アイデア)をたくさん敷き詰めて、atの二人が形にし、現代表の田中彩さんがそれをさらに膨らませ具現化する。猪突猛進な二人とともに、絶妙なバランスで事業を軌道に乗せることができましたね。

―atのお二人からよくかけられる言葉は?

私がノセられたらうまく動くことをよくご存知な二人だから、私を上手に乗せてくれます(笑)「さっすが、じゅんこちゃーん♡」ですね。私はそれを素直に受けてしまうんですよ。自分でも、ああ、また二人に乗せられてるなと自覚しています。でもそれが本当にありがたいんですよ。

―何か問題が起こった時はどうします?

人間誰にでもミスが起きるし、何が起きても全然気にしないですね。二人の人間性もわかっているし、様々なプロジェクトでも、ごめーん!ていうことはあるけれど、最後は何でも解決しますからね。

―atの二人のイメージは?

二人は良いコンビですよね。似ているようで似ていないところもある。食べ物のイメージで言えば、サクサクかなあ〜。淡白なところがあり、後が引かない味ですね。女性には珍しいタイプかもしれません。私自身は女性っぽくて、甘え上手なところがあって苦手なことは絶対できないけれど、お二人は何事もズバッとやってくれるところがあり、男っ気もありますね。

―淳子さんは苦手なことってあるんですか?

(小声で)パソコン・・・。

―これまでatとの関わりで印象的だった出来事はありますか?淳子さん自身の転機になった出来事などあれば教えてください。

思い出す一番の転機は、めきき倶楽部の活動に声をかけてもらい、プロジェクトに参画したことですね。それまでずっと会社員だった私に、外の世界を教えてくれたプロジェクトでした。福岡にもこうやって主婦や女性の声を、企画に生かしていく人たちがいるんだということを知りました。あれは本当に楽しくて、とても印象的だった出来事ですね。もう15年前の出来事です。その頃から私自身もフリーで本格的に活動するようになり、女性起業家として活躍しているたくさんの方と出会い、当時の自分を後押ししてくれ、パワーをもらったプロジェクトでした。

―ここ最近では、毎年恒例のat詣(オフィスatの新年会)の挨拶を引き受けていただいていますね。

ああ、そうですね。私、いつも持ち歩いていますよ。(バックの中から出して見せていただきました!)

毎年年始恒例の、at宣言!常にバックの中に!

毎年ここに書く目標を達成できています。こうやって毎日持ち歩いて、見ているから達成するのだと思いますよ。

―atとのお仕事を通じてご自身で何か変わったと感じることがありますか?

私の背中をいつも押してくれる存在ですね。自転車を乗り始めたばかりのよちよち歩きの私を、しっかり乗りこなせるようにまで、後ろで支えて押してくれました。乗れるようになってから、やっと私も自分で歩むことができるようになりましたね。

―atのお二人も淳子さんに背中を押されていることもあると思いますよ。

そう思ってくださると嬉しいですね。そういえば、阿部さんがマーチングバンドに所属していた時に、もう頭がついていかないから辞めるという話を聞いた時、すごく悲しかったんです。私の進むべき道を切り開いてくださった方だからこそ、その言葉は結構ショックでした(笑)。

(4)ご自身がこれからやりたいことをお聞きします

お母さんの応援団長だったら、私中山淳子の右に出るものは世界中にいませんよ!今これから世界のお母さんたちをサポートする準備をしています。教育や子育てとお母さんのことだったら、中山さんとチームを組むといいよって言ってもらえるような存在になりたいと本気で思っています!

―それらを達成するには、1日何時間あっても足りませんね。

そうです。だから私の一番の悩みは睡眠不足ですね。今P T Aの役員もやっています。週2回学校に行って、先生たちと話しますが、その時間がすごく楽しいのです。問題にもなっている学校の現場の話を聞くと、自分の仕事にもすごく役に立ちます。

―仕事にP T Aに家庭に、そしてバスの時間割も頭に入れて動かれるとは、神業です!

(5)最後に、チームatを1分で褒めてください!

いっぱい褒めるところがありますね。一番はやはり、チームatメンバーが長く続いているのがすごいことだと思います。女性はライフステージで必然的に仕事から離れてしまうことが多いのに、これだけ長くメンバーが続いているチーム、この信頼関係がすごいと思います。atの人間性やリーダーシップがもちろん根底にあるけれど、できないところはみんなで助け合っていこうと心から思っていて、体現されている。そこを見させてもらってきているから、安心できますね。元気ももらえる。色々なタイプの女性の方がいらっしゃる中で、それぞれの個性がまとまってハーモニーを奏でている。そこがすごいなって思います。だからこそ、いろいろな企業のニーズにも対応できている。そして、チームは皆、自分ゴトと思い仕事ができている。みなさん、シニアになっても、今のメンバーで、笑顔で続いていってほしいなと思います!

夕刻の待ち合わせ場所に、自転車で颯爽と現れた中山淳子さん。帰り際に、「気をつけて帰ってね、子育てに困ったことがあったらいつでも連絡しておいで」との言葉をいただき、インタビューした私を激励してくれ、勇気をもらえたひと時でした。淳子さんの夢をずっと応援し見守っています。超多忙な合間に取材をお受けいただき、ありがとうございました!