精神科はこわくない! 入院編
こんにちは。
少し暑さがマシになってきましたね。
今回はみんなが恐れる(?)入院について書こうと思います。
精神科の入院には何種類かありますが、何を隠そうワタクシ。
だいたいの種類は入院・退院手続き、支援、入院の同行を経験しております(ふんす!)。
そしていま、自分のストレスケア病棟への入院を考えていたりします。
ロケーションのいい場所で、1日3食、院内活動付き。それはつまり、3割負担と生命保険が降りる実質の旅行じゃない?!
(ソーシャルワーカーとして、体験もしておきたい)
そんな訳で(?)今回は主な入院の種類について書いていきますね。主に3つあります。
1 任意入院
任意、つまり自分の意思で入院して、自分の意思で退院できます。
縛られたり、薬漬けにされたり、独房みたいなところに入れられることもありません。
門限はありますが、外出も自由です。鍵もありません。
電話も手紙も自由ですが、刃物の持ち込みは禁止です。何かあったらこわいですからね。
携帯は患者同士のトラブル防止のため、制限があることが多いです。
(苦手な人から「LINE教えてー♡」と言われても「預けちゃって分からなーい」って言い訳できますからね!)
2 医療保護入院
いわゆる強制入院で、親子兄弟親戚の誰かが入院に同意しています。
だいたいの場合、患者さんがガチめに自殺しようとしたり、誰かに多大な危害を加えたりするとなります。
暴れたり、病院内で死のうとしたり、誰か患者を虐めたりしない限り、縛られたり、独房のような1人部屋に入れられることもありません。
入院する前に、あなたには治療が必要です、という説明が必ずあります。何の説明もなく突然、ということはありません。
薬が増えるとき、縛ることが必要な時に毎回、説明がありますし、質問も当然できます。
自殺や他害のリスクが高いので、鍵付きの閉鎖病棟というところに入院しますが、外泊はできます。
そしてお散歩の時間もあるので、ずっと病室の中、なんてことはありません。
電話や手紙、携帯は同じです。
3 措置入院
2と同じ強制入院ですが、何らかの理由で親子兄弟親戚の同意が取れずに、市町村長や県知事が同意しています。
とても大がかな入院なので、下準備は1や2よりもたくさんあります。(具体的な入院内容はほとんど2と一緒です)
役所の人いわく「めちゃくちゃ面倒くさい」ので、これになるのは相当、病気が重い時です。
ただし、公的な入院なので、費用負担が軽いことが多いです(税金額による)。やったね。
簡単ではありますが、ざっとした入院のまとめでした。
もしかしたら次回、任意入院のお届けが出来るかも……?
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