2021年2月6日 半導体メーカーの生産外部委託の転機?
こんにちは。ハッピーくんです。
本日はこの記事です。
半導体、「持たざる経営」転機:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO68901100W1A200C2MM8000/
要約
半導体メーカーが進めてきた生産の外部委託が転機を迎えている。米国や欧州企業の多くは開発に重点を置く効率経営で競争力を高めてきたが、特定の受託生産会社への依存度が高まり有事の製品安定供給に懸念が生じている。足元では台湾や韓国の受託会社のほか、中国企業も半導体の生産能力の増強を急ぐ。米中摩擦が供給寸断につながる恐れもあり、米日などは国産強化を模索する。
感じたこと
・半導体メーカーでは水平分業と呼ばれる開発と生産の分離が当たり前のように行われている。
メーカーは開発に専念する事が出来るし、工場はそれを設計通りに作る技術があれば成り立つ。
一見とても理にかなったやり方のように思う。
・今回のような、コロナ禍で半導体の需要が読めない状況においては、やっかいになる。
生産計画がコロコロ変わってしまい、いざ大量に生産したいときに、生産キャパを超えてしまう。
そのため、外部委託に頼りすぎることもリスクがあることが露呈した。せめて、国内で生産拠点を持っておくことは重要であると思う。
・半導体に限らず日本の工場は海外でも戦える能力があると思うので、有事にも柔軟に対応できる体制を守ってほしい。
それでは本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
ハッピーくん