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2020年8月14日 飲料もネット移行へ?

こんにちは。ハッピーくんです。

本日はこの記事です。

飲料、迫られるネット移行:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62626440T10C20A8TJ1000/

飲料各社がネット通販や健康飲料の拡販を急いでいます。

コカ・コーラ系はネット専用商品を販売したほか、サントリー系はアプリで体調に合った飲料を薦めるサービスを始めました。

東京五輪の延期や外出自粛で収益環境が一変する中、事業構造の見直しは待ったなしの課題となっているようです。

コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス(CCBJH)の2020年1~6月期の連結最終損益(国際会計基準)は64億円の最終赤字(前年同期は645億円の赤字)。

CCBJHの筆頭株主の日本コカ・コーラは東京五輪の最上位スポンサー「ワールドワイドパートナー」です。

CCBJHは大がかりな販売キャンペーンを仕込んでいたが、すべて中止になってしまいました。

13日に記者会見したカリン・ドラガン社長は「東京五輪は業績に大きく貢献すると期待していたが……」と話しています。

サントリー食品インターナショナル(サントリーBF)の同期の純利益は34%減の209億円、アサヒグループホールディングスの同期の飲料事業も事業利益が42%減の99億円に悪化しました。

収益悪化に大きく影響したのが自販機での販売減少のようです。

自販機はメーカー側が価格や商品構成を決められるため利益率が高く、アルコールを除いた各社の飲料事業で営業利益の6~7割を占めるとされています。

なかなか衝撃的な数字ですね。
ついつい高くても使ってしまうことが多いですよね。

飲料総研によると、6月の主要メーカーの自販機経由の販売額は前年同月比で13%減。5月は37%減と過去最大の落ち幅だったようです。

逆風下の飲料各社が注力し始めたのがネット通販と健康飲料です。

巣ごもり需要で日本コカの1~6月のネット販売額は46%伸びました。また、同社は8月にペットボトルに商品ラベルやシールが付いていない「ラベルレス」飲料をネット専売で投入しました。

サントリーBFは7月、オフィス向けの自販機とスマホアプリを組み合わせ、従業員の生活習慣に合った飲料を薦めるサービスを始めています。

ただ、ネット通販と健康飲料が飲料各社の業績を押し上げるには時間がかかりそうです。

飲料総研によると大手メーカーのネット経由の販売比率は全体の1%。あるメーカーは「取引先の卸との関係があり、ネット通販だけに注力できない」と話しています。

我が家でも2Lペットボトルの箱買いをしていますが、かなり安いので飲料メーカーとしては自販機ほどの利益は出ていないでしょう。

どのように稼ぐ方法を変えていくのかが課題理なりそうですね!

それでは本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

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