2020年8月8日 AGCが3Dプリンターで新素材開発?
こんにちは。ハッピーくんです。
本日はこの記事です。
3Dプリンター素材開発に活用:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62443000X00C20A8TJC000/
AGCは大型3Dプリンターを使った自動車・航空機向けの新素材開発に取り組みます。
炭素繊維と様々な樹脂を組み合わせて耐熱性や強度に優れた新素材の実現を目指すことが目的です。
3Dプリンターを使うことで多くの素材を迅速に組み合わせることが可能になり、試作速度が従来の10倍に早まるようです。
次世代車向け軽量素材など需要が高い製品が開発できる体制を整えます。
18年に出資した米スタートアップのアレボの大型3Dプリンターを導入しました。
これにより、炭素繊維と樹脂を組み合わせた複合材を素早く作り、性能を確認できます。
1立方メートル程度の大型部材の製作が可能なため、実物大の自動車部品なども試作でき、部材を自動で再設計するソフトウエアも搭載されています。
自動車用ガラスを販売するAGCは自動車業界とのつながりが深く、顧客の要望も吸い上げながら開発を進めることが出来ることも強みです。
AGCは20年までの中期経営計画で自動車などの輸送機器を注力する分野の一つに掲げています。
炭素繊維と樹脂を組み合わせた複合材は、鉄など従来の材料に比べて強度が高く軽いだけではなく、CO2排出量削減にも貢献する素材として自動車や航空分野で期待が集まっています。
自動車メーカーなどは工場で排出されるCO2だけではなく、生産した自動車が使用される事によって排出されるCO2も減らすことが求められています。
強度を保ったまま自動車の重量を軽くすることは燃費向上につながるため、新素材の開発は急務ですね!
それでは本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
ハッピーくん
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