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ぼくからきみへ最初の綴

ぼく。

ぼくは、女性という体を持っているけれど、
ぼくというほうが、
自分としっくりくる。

ぼくが好きな人。

ぼくはぼくの好きな人がいる。

好きだと思った瞬間から、
今の今も大好きだ。

ぼくの好きな人は、
ぼくが君を好きになる前に好きだと言ってくれた。

拒絶という拒否という、
あの時はそれくらい怖かった好きだという感情を伝えるきみにしたぼくの反応は、
それだった。

何度君を傷つけたんだろう。

その傷がぼくに残ってぼくはぼくが許せない今に気づいた。

こんなぼくを好きになってくれたのに、
ごめんなさい。

それしかできなかったけど、
それすらも受け止めてくれたきみは、
ぼくの大切な人になってくれている、
ぼくにとってはかけがえのない人だ。

だからぼくは何度もこの気持ちにかえってきてしまうんだ。

きみを傷つけたのではないかというぼくに。

ぼくはきみに何もしてあげられてないのでは。

そう思わずにはいられなかったんだ。

何度きみがぼくを好きだと伝えてくれても
愛してくれてるのに
ぼくはそれをぼく自身が受け止められない罪をぼくの中につくってしまっていたんだね。

ぼくがつくったぼくの心の穴には、
何も入らなくなっていたんだ。

この時のごめんは、終わりにしよう。

その後に起きた奇跡。
きみと過ごせる毎日をもっと感じて受け取るよ。

ハグしてくれるきみ
抱きしめてくれるきみの腕と体温が
ぼくは大好き。

ヘナヘナのぼくを何度も笑ってきみは
受け止めてくれる。

あまえてばっかりだけど、
ぼくがぼくでいれる場所。

いつでも側にいて、
ぼくの心に寄り添ってくれている。

ぼくはきみが大好きだ。

相変わらず今日も大好きだ。

今日もありがとう。

ぼくのために、
書くよ。


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