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みんなの保健室

ちょっと頭が痛い、つまづいて擦りむいちゃった...なんていう身体の何らかの不調から、次の授業は出たくない、友達と顔を合わせるのシンドイ、彼と別れて集中できない...なんていう心に安定感がない時の学校での行き先といえば「保健室」。そこには何でも話を聴いてくれ、時に慰め、励まし、時に背中を押してくれるそんな先生の存在が。「みんなの保健室」は、働く人の心身のちょっとした違和感に寄り添う存在であり場です。弊社のサービスの1つ「みんなの保健室」について綴ってまいります。

プライベートの悩みもパフォーマンスに影響する

リモートワークや在宅勤務、時差出勤にワーケーション。コロナ禍で一気に進んだ言われている働き方改革ですが、一方で人との接触や関わりが分断されておりその弊害があちこちで出ているようです。

仕事での些細な悩みや相談を気軽にできる環境であってほしいですが、「忙ししそうにしていて相談しにくい」「こんなことも聞いて来るのか!と怒られそうで言えない」「仕事ができないと見られるのが嫌」という声を耳にすることは多いです。

またはプライバシーの配慮やハラスメントに気を使いすぎてプライベートな相談が気軽にしにくくなった今、会社の人に相談するなんてという遠慮と自己開示することへの抵抗もあり、なかなかしにくいようです。

プライベートなことは仕事に持ち込むべきではない、という考えもありますが、プライベートな悩みが仕事のパフォーマンスを下げていることは多いです。出かけに家族と喧嘩して同僚や部下にあたってしまう、考え事をして睡眠が不十分で仕事に集中できないなどなど。

以前なら、そういう心身のケアは自己責任と片付けられましたが、仕事のパフォーマンスに影響するとなるとそうも言ってられません。また、先が見えず、かつ見えない敵への恐怖や不安なども誰にぶつけてよいかわらからずストレスを抱える人が増えています。それらは怒りに変わり他者を傷つけたり、自分自身に向かい孤立化したりメンタル不調を訴える人も。

仕事に関する些細な悩みやさらに、プライベートなことになるととはいえ、それらが仕事のパフォーマンスを下げていることが多いので、できるだけ早めに取り除いてスッキリを仕事に向き合う環境を整えるのは大事です。

みんなの保健室とは

メンター制度やチューター制度などを採り入れて、内部での相談体制が整っているところもあるようですが、少人数精鋭でそれぞれの役割が全く違っていたり、仕事以外での接点や時間がほぼない、異性の比率が極端に違う(男性が多い、女性が多い)職場など、相談しにくい環境もあるようです。

「みんなの保健室」では、24時間受付の相談窓口として社員のちょっとした不安や悩み(仕事やプライベート問わず)をメールで相談します。基本的にはメール対応ですが、相談内容により直接面談(リアルもしくはオンライン)へと進めていきます。その中で、緊急性があったりさらなる専門家の支援や介入が必要ありとなった場合は、本人の承諾を得ながら会社と情報をシェアし対応を行っていきます。

その他には、定期的に会社へ訪問しすべて対面(リアルもしくはオンライン)で行う場合もあります。その際は事前受付枠と当日枠を設けて対応しています。

ポイントは、まず敷居を下げて第3者に気軽に相談できる場がある、ということによりいわゆるヒヤリ・ハットとして、火種が小さなうちにそれを取り除いたり、対策を立てることです。社員にとって「保健室」という安心、安全な場が担保されていることで心の余裕やゆとりにつなげることができます。また、場合によっては組織的な課題を見つけ出すことにも繋がります。

人間関係の悩みから子育て相談まで

相談内容は本当に幅広いです。苦手な上司や部下への対応の仕方、具体的な指示の出し方、タイムマネジメントができない、プロジェクトの進め方、優先順位がわからなくなるという仕事に関わるものから、こどもへの声かけや受験生への向き合い方、パートナーや家族との関係というプライベートなこと、眠りが浅い、集中力が保てない、イライラが増えている、アルコールの量が増えたなど心身に影響を与えるものなど。

話を聴いてもらうだけでスッキリする、具体的な方法がわかり行動への後押しとなる、継続しながら徐々に得たい方向に進むなどと展開も様々です。いずれにしても、なんとなく放っておいて時間の経過の分悪化させるより、早めに解決の糸口を見つけて、その状態から開放されることは、社員はもとより会社にとっても成果を得ることを短縮することができるはずです。

「みんなの保健室」についてもっと詳しく聴きたい!という方はこちらから

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