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やることが明確になると人は動き出す

「よい意味でのプレッシャーになってます」
転職後の個別セッションで近況を語ってくれたAさん。表情がどことなく自信に満ちていて、よい方とのご縁がつながり循環する職場だな〜と感じるものです。その自信の源が何なのか?セッションを通して見えた「やることが明確になることは人は動きだす」について綴ってまいります。

このままでいいのかと振り返って転職

メンタルケアをサポートしているクリニックに転職してきたAさん。子どもがまだ小さかったこともあり、前職はパート勤務として決められた時間のみ、足りないところの穴埋めをする、そんな働き方だったようです。人の入替えが多い前職では気がつくとパートなのに自分が一番の古株になっていて、はっとしたとのこと。「このままで大丈夫?私?」

子どもは自分でやれることも増え成長したけれど、果たして自分自身はどうなんだろう?ここで成長したのか?この先ここで成長できるのか?あれこれ考えたようです。改めて、自分に今あるのは歯科衛生士という資格のみ。ちゃんと働いた感はなく他で通用するのか心配だけど、もっとやりがいを持って仕事がしてみたい。これが最後のチャレンジかもと、たまたま目にした求人案内に飛びついて転職した、そんな流れです。

求められていることが明確になる

そんなAさんの転職後の最初の面談では、新たな職場で自分の技術は通用するのか、またフルタイムで働くことへの様々な不安がありました。Aさんにとっての歯科衛生士のやりがいは「患者がしっかり歯を磨こうと意識できるように変化すること」。そのため「まずは職場に慣れること、そして患者へわかりやすい説明ができること」を当面の目標設定としました。

それから丸2ヶ月を経ての今回の面談。フルタイムになり大変かと思ったけど、定休日が決まっていて有給もしっかりとれる、給料も定額で満足している。そして人間関係もスムーズで働きやすいとのことでした。働きやすさという点でとても満足している様子。

それ以上に、勉強会や研修会への参加機会をもらえたことはAさんのスイッチが入ったようです。専門的な学びの機会を得られてそれらを強化すること、より専門性を発揮することが患者さんの歯を通した健康に貢献することが「自分に求められている」その気づきになったようです。

やることが明確になると自信につながる

これまでの働き方であり、求められていることが単に不足分の穴埋めであれば、少なからずやりがいはあったにせよ、自分自身の成長や自信には少し遠かったかもしれません。

求められていることが明確になることで、Aさんがやるべきことが明確になった、そんな実感を持てたようです。一方で、それはAさんにとってはちょっとしたプレッシャーにもなり負荷がかかります。今までとは違う状況、ステージに入るという負荷です。「よい意味でプレッシャーになっている」との冒頭の言葉はまさにそういう意味です。

まぎれもなく、これは成長に向けた「自信=自分を信じる力」につながったのはいうまでもありません。しかもこの勉強会や研修会は主に時間外になるとのこと。それにもかかわらず、このような機会をもらえたこを有り難いと感じ、かつ、それを目指す仲間と仕事がてきることはAさんの働きがいをさらに高めているようです。やることが明確になったとき、人は勝手に動きだすんです!

セッションでは、これらの無意識の気づきを言語化し意識化していきます。やることが明確になると、人は動き出す。今後のAさんの成長が楽しみですね。

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