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秋燕琵琶湖をわたり比叡超ゆ

親子そろって南の国に帰っていきます。

七十二候【玄鳥去】に入ります。
「つばめさる」と読みます。4月5日の「清明」の末候「玄鳥至(つばめきたたる)」で日本にやってきました。いよいよ帰る時期です。
一年を72に分ける七十二候の45番目です。二十四節気「白露」の末候になります。9月22日まで。

玄鳥去:Tsubame saru “Swallows leave.” 〔leave:去る〕
September 18-22

玄は「黒」で、「天の色」「天空」の意味もあります。
ツバメは日本でお腹いっぱい食べて、食べさせて子育ても終わりました。早いものは7月後半から、遅くとも10月ごろまでには去っていきます。翌年もどってくる親ツバメは10%、子ツバメは2%以下とのこと。(倉嶋厚・季節みちくさ事典より)。入れかわりに白鳥や鶴、雁(かり)などの冬鳥が渡ってきます。

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おままごと白粉花(おしろいばな)の実を使ひ
 頬にぬられし思い出浮かぶ

芳香のある花が夕暮れどきから咲き、次の朝にはしぼむので、別名
「夕化粧」ともいいます。

あなたが幸せでありますように 
琵琶湖のほとりの草庵にて
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