#「アパレル業界はどう変わるか」U30の視点に参加してのアウトプット
こんにちは。
バティック女子のアミです。
普段は、インドネシアの伝統的な布をモチーフとしたお洋服をECサイトにて販売している20歳現役大学生です。
先日、zoomイベントに参加しました。オンラインのイベントは初参加だっだのですが、意外と良いものです。参加者側もとてもラフにいられるし、コメントも入れやすいです。
外出自粛だからといって新鮮なインプットをおろそかにしてはならないなと思いました。
そこで今日のnoteではこのイベントに参加した私なりのアウトプットをしたいと思います。アパレル業界のみならずどの分野でも言えることもあると思います。
参考になればうれしいです。
1.コロナの影響を受けてどんな変化が起きたか
前置きとして、今回の登壇者の方を紹介したいと思います。
・ゆとりくん(通称)
古着女子などの有名インスタアカウントを運営し複数のインスタ発アパレルブランドを束ねる株式会社yutoriの代表
・赤澤える
ラフォーレ原宿に店舗を構えるLEBECCA boutiqueディレクター
ECサイトにも出店している
・マール・コウサカ
fou fouデザイナー
ECサイトと全国各地での試着会をメインに活動している
ファシリテーター
・村上 要
WWD JAPANの編集長
それぞれのブランドにおいてコロナの影響をまとめると、
生産が止まったこと、オフラインイベントの中止、店舗の閉鎖、などが挙げられた。ブランド自体の売上げはメディアが報道しているようなひどい状態ではなく、解雇するなどまでには至っていない。
おそらくそれぞれのブランドがデジタルを駆使したものであり、いち早くこの自体を察知しリスクヘッジを行っていたからだと思う。
リスクヘッジとは、起こりうるリスクの程度を予測して、リスクに対応できる体制を取って備えることです。単にヘッジと呼ぶこともあります。
マールさんはECサイトでの販売をしている中で、これから伸びてくるであろう、ライブ配信をしながらの販売を以前からしていた。今回、お家時間が増えたことによりライブ配信での販売の需要が増えたと言っていた。
アパレル業界が危ないとされていたが、このような状況でも服は売れることが分かった。服の需要は変わらない。ただお金が回っていない中での必要とされるブランドであるには戦力を練るべきかとおもった。
お家時間をいかに提案できるかが直近の焦点になりそうである。
2.アパレルはどうなるのか、どのように未来を予測するか
みなさん共通して、コロナの収束は2022年あたりだと読んでいる。
店舗を設けているブランドは経営が大変な現状。
コロナを受けてブランドがECサイトへの流れ込みが起こっていくようになると予測している。店舗を中心にしてきたブランドがデジタルに乗り込んでくることによって、ブランドの印象が変化するだろう。ブランドによっては、憧れを買っているブランドもある。その場合、デジタルの世界に参入してくることにより親近感が生まれるため、ブランドの理念との乖離が生じることも考えなければいけない。
実店舗のあり方が変化していく時代になる。店舗のショールーム化、あるいは1ブランドが一つの区画を借りるというよりは複数ブランドで借りる流れになる(ex:USAGI ONLINE)。
そして接客と質の良い品揃えを追求してきた百貨店の衰退が加速すると読める。
レガシーがあるブランド(GUCCI、Louis Vuittonのような)の店舗は残るとされる。理由としては、先が見えない時代の中で安定した、確実性を人々は求めるようになるからだと。強いブランドとその他というような構図が作られていく。小さいブランドはどんどんコミュニティー化していき、うごめいていく。むしろ小さいブランドがリアルな店舗に出店していくのは戦略としてありだと。
リアルが見直された全く異なる世界が生まれる。
また、人々の服に対する価値観の変化が起こる、
服に対して”落ち着き””安らぎ”が大きい概念になる。今まで実用性がポイントの多くを占めていたことから、軽視されていた観点が重要視されるようになる。落ち着きのある服というのは、一度手にするとなかなか顧客が離れることは少ないという。ボッテガ・ヴェネタでの実例が物語っている。
また、閉ざされた空間になり内省する時間も増えたことから自分のアイデンティティを見直す機会にもなっている。より自分らしさのある服を求めるようになる。だからこそ、大義があるブランドに人が動かされていくようになる。
これは小さいブランドにとってはチャンスだ。
ブランドが見られる観点の変化が起こる
3.求められる人材
ここは共通していたが、自分らしさと動ける力だと思う。
コロナの影響もあり、社会的価値を考えられたり、物事に対して深堀りする事、あるいは働ける環境を自分から取りに行くことができるような動ける力。
ブランドの話にも出てきたようにアイデンティティも極めて大事にしている部分だと思う。個性を出そうとするとそれは個性なのかという部分もあるためせめぎ合いは難しいところだと感じる。
4.おわり
今日も読んでくださってありがとうございました。
イベントの参加したアウトプットをした形になりました。読みづらい部分が多くあったと思いますが、、、。
わたしがこのイベントで感じたことは、
・リスクヘッジをすること、常に最悪の状況を想定し負けないに徹すること。
・デジタルとリアルは、全く別物であるからこそどちらかに絞る必要もないということ。
・ブランドも人も大義を持つこと。
この3点です。学んだことをいかにして自分ごとに落とし込めるかが鍵だと思うので考えていきたいと思います。
まだまだ考えることがたくさんありますね。
また、今回登壇していた方々は本当にすごい方々なので一度調べてみるのもいいかと思います。
みなさんの服に求めるものは変わりましたか?
あったら教えて下さい!
ではまた書きます。
バティック女子アミから
貴方へ、、、。
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