日々の人生を楽しむ☆ vol.16

はぴラボキャリア・アドバイザー兼事務局担当のイシワタ サチコです。
和歌山北部に住んでいるとフルーツで季節を感じる生活になります。
最近は柿がそろそろ終わりに近づいているようです。

先日、とても嬉しい事があったのでその話を。
皆さんも多いと思いますが、私は日常的に肩こりに悩んでいます。
PCやスマホが手放せない現代では、この悩みは避けられないのかもしれませんね。
そんなこんなで、ここ1年かは自宅からほど近いオイルマッサージのサロンにお世話になっています。
アットホームなサロンなので、セラピストさんとはすっかり仲良くなり施術中には日常の事から社会問題まで色々とお話をしています。（大抵、施術の後半は気持ちよすぎて寝てしまうのですが…笑）

ところが、今年の9月にサロンからビックリするお知らせを受け取りました。
店主でもあるセラピストさんが急病で倒れ、しばらく入院しますとのこと。
復帰は数か月かそれ以上になるかもしれませんとのことでした。
店主さんの知り合いに聞いてみると、脳梗塞で倒れられたのだそうです。
そのセラピストさんは私とも年が近い方なので、本当に！？と信じられない思いでした。

そんな心配をしたセラピストさんですが、12月からサロンに復帰されました！
久しぶりにお会いしたセラピストさん、少しやつれた様子ではありましたが、いつもの元気な表情を見せてくれました。
倒れられてから約3か月、驚異のスピードの回復力です。
リハビリが開始されてからは、早く仕事に復帰したくて一生懸命にリハビリしたそうです。
いつものお喋りの時間に、病気の原因ってあったんですか？という問いかけをしたところ、こんな答えが返ってきました。
「自分のお店だから、やろうと思ったら休日も作らず夜も遅くまで仕事することができるのよね。
こういう仕事だから、食事の時間も不定期だし、そもそも夜に1食しか食べない生活をしてたのよ。
睡眠時間も短くて、それでもしんどいと思わなかった。
お医者さんに言ったら、「その生活が引き起こした病気ですよ」って。
ちゃんと食べて、ちゃんと寝て、ちゃんと休みを取って、規則正しく生活することの大事さを痛感したわ。」

なるほどね、と思いました。
これはだれしもに言えることだと思います。
気力でなんとかなると思っていても、人間は機械ではなく生き物です。
人を元気にするお仕事のセラピストさんだからこそ、ご自分の体も大切にして欲しい。
そんな事を感じたのでした。
寒い時期が続きます。
このコラムを読んでくださっている皆様も、お身体を優しくいたわりながら日々の暮らしをしてくださいね！

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