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世界一の夕陽が見たくて・・・

日本から飛行機を乗り継いで、
はるばる女一人旅。

最初に「ここにいつか行ってみたい!」
と思ったのは、20年以上も前。

とあるウェディング雑誌の特集で、
新婚旅行に人気の場所として、

美しい夕暮れの写真が掲載されていた。

その時は
「地球上にこんな素敵な場所が
本当にあるのだろうか?」と思った。

真っ白な壁で統一された建物。

青い空、濃紺の海。

ブルーとホワイトの二色の世界。

もはやそれだけで十分に美しい。。

ロマンティックな新婚旅行で
訪れることはかなわなかったが、

このまま夢で終わらせたくない。

それで決心して、やってきたのだ。

日本からせめて直行便でも出ていれば、

こんなにグズグズしないで済んだかな
と思う。

直行便があるのとないのでは、
乗り継ぎが多いほど腰が重くなってしまう。

でも飛行機を2回乗り継いで、

時差を越えて
ようやくたどり着ける場所だからこそ、

降り立った時の感激もひとしおだった。。

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島を高台から見下ろすと
鳥になった氣分♡

ここは、
エーゲ海に浮かぶ宝石ともいわれている、
ギリシャのサントリーニ島。

古代遺跡と神話の国、
ギリシャの首都アテネから
国内線飛行機で20分ほどのところにある。

島はそれほど大きくなく、
高台に立てば
全体が見渡せてしまえそうなほど。

大昔は海底だったこの場所が、
今は世界中の観光客に人気の
リゾートとなっている。

私が訪れたのは2019年9月。
日差しは夏のように強かったが、
乾いた風が吹くと快適。

日本の夏のように、
うだるような蒸し暑さはなかった。

そしてこれが、目当てのサンセット。

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イアの古城跡から
エーゲ海のサンセット
photo by TAMAKI 

この時間帯になると、
島中のほとんどの人々が、
島の西端にある夕陽スポットに
ぞろぞろと大移動してくる。

私もその一人で、
この写真は
夕陽スポット「イアの古城跡」から撮影。

洋上には
船からのサンセットを楽しむ人もいる。

写真の右半分には
断崖の斜面に沿った白い建物が
びっしりと立ち並んでいる。

この断崖にどうやって建てたんだろう?

建物の多くはリゾートホテル。

このエリア(イア地区)に
宿泊することができれば、
自室のバルコニーから
エーゲ海に沈む夕陽が見られる。 

レストランやお土産店からも
近くて立地が良いため、
イア地区の眺望のいいホテルは
他のエリアに比べると
宿泊費用が高額な設定になっている。
参考までに・・・。

エーゲ海に太陽が沈んだ瞬間、
集まった人々から
一斉に拍手と歓声が上がる。

私は世界のどこにいても
夕方になると西の空をチェックする
「夕陽大好き人間」。

この場所に
世界中から集まった見知らぬ人たちと、
この瞬間、
一生に一回限りの夕陽を
一緒に見届けることができて、
感動を共有できたことは、
とても素晴らしい体験だった。

そう、毎日必ず日が昇り、
沈んでいくけれど、
同じ景色は二度とないから。。

そんなわけで、
今日はサントリーニ島の夕陽スポットを
ご紹介してみました♬

今回は
スマホしか持たずに行ってしまったから、

次回はカメラを用意して行こう~~(≧▽≦)


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まるで宝石のような夜景


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