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関東某県の社会福祉法人に勤める30代会社員。1児の父。 DIY,スマートホーム,プログ…

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関東某県の社会福祉法人に勤める30代会社員。1児の父。 DIY,スマートホーム,プログラミングなどに興味アリ

マガジン

  • メールとLINEで緊急連絡システムを作った話

  • 素人が翌日の勤務(シフト)を告げるLINEbotを作った話

最近の記事

気象庁の天気予報がAPI化?したらしいのでGASでデータとってみた

気象関係のデータを取得したいとき、これまでは天気予報APIを提供しているサービスを利用したり、気象庁のHPをスクレイピングしたり、同じく気象庁の防災情報xmlを解析するなどの方法があったようですが、無料枠で十分使えるサービスがなかなか見つからないこと、スクレイピングやxmlの分析はハードルが非常に高いことで、諦めていました。 ところが! 気象庁のページがリニューアルされ、気象データをJSONで受け取れるようになったそう。厳密にはAPIではないようですが、試してみる価値はあ

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    • ブラストメールAPIをGASで操作する

      ブラストメールとLINE公式アカウントを利用した緊急連絡システムを作ったという話を、【構想編】、【設計編】、【環境編】、【コード全体編】として、総論の話をしてきました。今回からはコードの中身、各論に入っていきたいと思います。 ブラストメールAPIの全体像ブラストメールのAPIの仕様は、ホームページ上に公開されています。使える機能は以下のようになっています。 このように、一通りの情報をAPIで取得できるようになっています。 ログインブラストメールAPIで各種機能を使用する

      • メールとLINEで緊急連絡システムを作った話【コード全体編】

        ここまで【構想編】【設計編】【環境編】と3回を準備にあてて来ました。今回は、コードと全体のフローチャートを書いてしまいます。 コードの全体像コードだけペッと貼り付けてもわかりづらいと思い、フローチャート状にした全体図を作成しましたが 余計わかんないかも・・・ ざっくりと説明すると、上の紫の□内がフォーム側のコードで、こちらは主にメッセージの送信と送信結果の通知機能、それとブラストメールの情報を取得する機能を持たせています。緑の方はスプレッドシート側のコードで、主にLIN

        • メールとLINEで緊急連絡システムを作った話【環境編】

          今回はコードを書いていくと言ったな。あれは嘘だ。 冒頭からすみません。コードを書く前に、いくつか設定だったり環境構築(といってもそんな大層なことじゃない)の話をしないといけませんでした。 ブラストメールのプランと料金このシステムを作る際にまず欠かせないのが、ブラストメールとの契約です。プランは登録アドレス数によって選択できます。 私たちの登録数は100件にも満たない数ですから、一番安い月額3000円のプランにしました。この値段をどう評価するかは人によるでしょうが、いくつ

        気象庁の天気予報がAPI化?したらしいのでGASでデータとっ…

        • ブラストメールAPIをGASで操作する

        • メールとLINEで緊急連絡システムを作った話【コード全体編】

        • メールとLINEで緊急連絡システムを作った話【環境編】

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        • メールとLINEで緊急連絡システムを作った話
          5本
        • 素人が翌日の勤務(シフト)を告げるLINEbotを作った話
          14本

        記事

          メールとLINEで緊急連絡システムを作った話【設計編】

          ブラストメールとLINE公式アカウントを利用した緊急連絡システムづくりの設計編です。 大まかな流れまずこのシステムの仕組みですが、細かな機能を省くと以下のような流れになります。 クライアントである施設職員は、Googleフォームからメッセージを送ります。フォームの内容はGoogleSheetsに自動転記され、そのデータをGASで操作し、ブラストメールとLINEのAPIを利用してユーザーに届けるという仕組みです。ユーザーはメールかLINEのどちらか、または両方を受信方法とし

          メールとLINEで緊急連絡システムを作った話【設計編】

          メールとLINEで緊急連絡システムを作った話【構想編】

          ブラストメールとLINEで作る緊急連絡網今回、職場の福祉施設でブラストメール(メール配信サービス)とLINEを使った緊急連絡システムを作りました。福祉施設や保育園など、比較的小さな単位の団体で使うことを想定しています。間口を広げ、受信者が2つのサービスの中から好きな方を選べるようにしているのが今回のポイントです。 きっかけはやはりコロナウイルスでした。もともと施設では無料の一斉連絡メールサービスを利用し、メールの到達が多少遅れたり届かないユーザーがいてもOKな、ゆる~い連絡

          メールとLINEで緊急連絡システムを作った話【構想編】

          素人が翌日の勤務(シフト)を告げるLINEbotを作った話【14】

          2週間ほどサボっている間に年があけていました。今年もよろしくおねがいします。 noteを始めて3ヶ月ちょっと経ちますが、ここまで書いてきたシフト確認ツールの記事もいよいよ今回で終了です。今回からはGoogleカレンダーとの連携について書いていきます。基本的に必要な機能は前回までに揃ってますので、ここからは番外編ということになると思います。 予定をLINEで通知したい筆者の所属する会社では、Googleカレンダーで予定の管理をしています。せっかく毎日シフトを通知しているのだ

          素人が翌日の勤務(シフト)を告げるLINEbotを作った話【14】

          素人が翌日の勤務(シフト)を告げるLINEbotを作った話【13】

          前回はフォームの中身を作りました。今回はフォームの回答があったときの動作について書いていきたいと思います。 まずは1回試してみます。 "たなか"の12/7の勤務は元々日勤ですが、これを遅番に変更したいと思います。 送信すると、スプレッドシートに回答した内容が反映されます。ここから値を取得して、勤務表に変更を加えていきます。 それではさっそくコードを書きたいのですが、今回のコードは今までとは異なり、フォーム上のスクリプトエディタに書きます。 右上の点が縦に3つ並んでい

          素人が翌日の勤務(シフト)を告げるLINEbotを作った話【13】

          素人が翌日の勤務(シフト)を告げるLINEbotを作った話【12】

          今回はフォームを作ります勤務変更の処理を従業員各自で行ってもらうために、Googleフォームを利用する、ということを前回書きました。今回はフォームの内容を作っていきます。 まず、スプレッドシートのツールタブから「フォームを作成」を選びます。 すると、フォーム作成画面が現れます。表題(testの部分)は「勤務変更」とか「シフト変更」に書き換えましょう。 スプレッドシートにはフォームの回答が送られるシートが自動的に生成されます。ここは名前を「勤務変更」とします。 次に質問

          素人が翌日の勤務(シフト)を告げるLINEbotを作った話【12】

          素人が翌日の勤務(シフト)を告げるLINEbotを作った話【11】

          今回は、シフト変更への対応について書きます。 シフト変更機能の仕様を考える仕事をしていて、勤務が変更になることって割とよくありますよね。体調不良で休んだり、休んだ人の穴埋めでシフトが変わったり、単純に予定が変わって変更になったり・・・。 今のところ、このシステムではスプレッドシートにシフト表があり、それを編集することでしかシフト表の変更ができません。毎日流れるシフト通知はスプレッドシートを参照するので、きちんと変更されなければ誤った情報が流れることになります。流れる情報が

          素人が翌日の勤務(シフト)を告げるLINEbotを作った話【11】

          素人が翌日の勤務(シフト)を告げるLINEbotを作った話【10】

          前回、LINE画面で「勤務確認」と入力すると、日付選択画面が表示され、選択するとその日の勤務が返される仕組みを作りました。この「勤務確認」と入力させることについて今日は考えたいと思います。 まずユーザーの立場で考えると、この仕組みにはいくつかの欠陥があることがわかります。1つは、わかりづらさです。事前に「こういう機能があるよ!」と言われていても画面上にはなんのヒントもなく、実際に「勤務確認」と打ってみるまで、どのような動きをするかユーザーにはわからないのです。2つめは、覚え

          素人が翌日の勤務(シフト)を告げるLINEbotを作った話【10】

          素人が翌日の勤務(シフト)を告げるLINEbotを作った話【9】

          勤務確認機能を追加します 前回書いたとおり、指定日の勤務確認機能を作りたいと思います。勤務を検索する機能(”getWorkDataFromSheet”)はすでに書いてあるので、この関数に日付を渡してあげる方法を考えるのが今回の主な課題です。 日時選択アクションを利用します ”getWorkDataFromSheet”に日付を渡すには、渡すデータをデータ型を日付形式にする必要があります。LINE上で「勤務確認,〇〇/××(日付)」とか「勤務確認↩(改行)〇〇/××(日付)」な

          素人が翌日の勤務(シフト)を告げるLINEbotを作った話【9】

          素人が翌日の勤務(シフト)を告げるLINEbotを作った話【8】

          追加機能を考えよう 前回までの記事で、毎日シフトを読み上げてくれるBotを作り上げることができました。私も最初はこの状態で使用していたのですが、使っていくうちにもう少し機能が追加できないかと考えるようになりました。  ①は毎日のシフト送信の応用で、「この日のシフトってどうなってるかな?」というときに、日付を指定してシフトを検索できないか、という発想です。勤務を検索する機能はもうできているので、課題はどうやってユーザーに日付を指定してもらうか、という点が中心となりました。

          素人が翌日の勤務(シフト)を告げるLINEbotを作った話【8】

          素人が翌日の勤務(シフト)を告げるLINEbotを作った話【7】

          トリガー設定 前回、①特定の日付の勤務情報を取得する関数と②①に翌日の日付を渡し、返ってきた勤務情報をLINEに送信する関数を書きました。  ②の関数を実行するとLINEにメッセージが届くのですが、毎日自動で送信してほしいところですよね。  そこで使うのが、トリガー設定です。  スクリプトエディタ画面の時計マーク(赤枠)を選択すると、下の画面が表示されます。  右下の「トリガーを追加」を押すと設定画面に移ります。  時刻以外の設定は上の画像と同じにしてください。時刻

          素人が翌日の勤務(シフト)を告げるLINEbotを作った話【7】

          素人が翌日の勤務(シフト)を告げるLINEbotを作った話【6】

          関数を2つ書きます前回は、メッセージの送り方をいくつかご紹介しました。今回はいよいよメッセージの中身を書いていきます。今回書く関数は2つ。 1つめ”getWorkDataFromSheet”は、スプレッドシートの勤務表から特定の日付の勤務データを取得して、LINEで流れたときに見やすい文字列に成形する関数 2つ目"sendTomorrowsShiftEverynight"は、”getWorkDataFromSheet”からデータを受け取って、前回書いた"sendLineM

          素人が翌日の勤務(シフト)を告げるLINEbotを作った話【6】

          素人が翌日の勤務(シフト)を告げるLINEbotを作った話【5】

          メッセージ送信機能の追加前回の記事で、スプレッドシートとの連携(ユーザー登録、メッセージログ)機能のコードを書きました。 このあと、【勤務表からデータを取得】してそれをユーザーに【送信】するわけですが、まずはこの【送信】部分のコードを今回書いていこうと思います。 メッセージ送信のいろいろ一口にメッセージを送信すると言っても、ユーザー全員に送るのか、特定のユーザーに送るのかで書き方が変わってきます。今回は、 ①replyTokenへ送信(返信) ②ユーザー全員へ送信

          素人が翌日の勤務(シフト)を告げるLINEbotを作った話【5】