あの花が咲く丘でまた君と出会えたら    汐見夏衛(感想)

この本は、映画化もされ、話題になりました。汐見先生のデビュー作です。

主人公の中2の百合は、反抗期真っ盛り。そんな中、お母さんの喧嘩してしまう。家出をした百合は、防空壕を見つけ、その中で夜を過ごそうとする。しかし、朝になって起きると底は戦争をやってる時代の日本だった。
そこで出会った特攻隊員の彰と百合は過ごしていき……

正直初めて手に取ったときは、戦争の話だし、重そうだから読みづらいのかなとか思っていたのですが、一ページ目の彰への、投げかけの言葉を読んだ瞬間入り込みました。

最後、彰がいく時に、百合を持っているのですが、原作の話ではその場面で日本のゆりを持っていて、1本百合に向かって投げます。
そのシーンが2人の気持ちがつながったと、革新できるようなシーンでとても好きだなって思います


映画見た人も結構いると思います。
もし、原作読んでなかったら読んでほしいです

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