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[2021バイヨンヌでサマースクール③] コロナ禍中の語学学校

さて、到着の翌日からさっそくサマースクールがスタートしました。


学校はバイヨンヌの昔の要塞の上にあります。

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ドキドキの初日のオリエンテーション。

なぜドキドキかと言うと・・・

今年(2021年)のバイヨンヌのフランス語のサマースクールは、他の学校同様にコロナ禍で参加人数が少なく、本来は全レベルのクラスがあるのに、今年は1クラスしか開講しなかったのです。

しかも開講するクラスは私のレベルより2つも上。

そういうわけで、バイヨンヌの学校に行くかどうかをものすごく悩んだわけです。

私の中では行きたい気持ちは確実だったのですが。。。

同時にムクムクと日本人らしい奥ゆかしさも心の中に。。。


私が参加したら、先生やクラスメイトを困らせ、迷惑をかけるかな。。。という気持ち。。。


そこでフランス人の友達2人に話すと、返ってきた答えはこちら↓


その1(フランス人男性)
「ゆき、授業が難しくて困るのは先生でもなく、ましてやクラスメイトでもないよ。もし授業に付いていけなかったら、困るのは君自身なんだから、人のことを気にして参加を辞める必要はないよ」


その2(フランス人女性)
「ゆき、授業料を払って参加しているのはあなたなんだから、気にしないで堂々としていなさいね。あなたは自分がやりたいことを選んでいいのよ。他の人のことなんて気にしないで」


というものでした。

自分の心の声に素直に従うことにしました。


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そんなわけで、初日にドキドキ学校に行ったわけですが、蓋を開いてみると、クラスメイトは私を入れてたったの6人。

今年のサマースクールの参加者は、なんとたったの6人だったわけです!

(学校側はよく開催してくれたなぁ、、、感謝)


クラスメイトは、ブラジル人、ニカラグア人、スペイン人、イギリス人、そして私、日本人。

授業は毎日、朝8:30から12:30まで4時間です。

途中10:30頃、休憩がありました。

学校側がコーヒーとクッキーを用意してくれて、先生や事務の方を交えてワイワイと外のテラスでティータイム。

ちなみに、外なのはコロナ対策です。

今まで、フランスではパリとリヨンの語学学校に行き、他の国ではオーストラリア、スロバキア、イタリアで語学学校に通ったことがありますが、学校側がクッキーとドリンクを用意してくれてティータイムがあったのは初めてでした。

しかも毎日。

学校の職員の方たちもみんなで一緒に休憩。


コロナ禍で受講人数が少なかったからかもしれません。

楽しいし、フランス語の勉強にもなるし、何よりも優しさを感じました。

そんなかけがえのない時間も、次の決断への一助になっていくのです。


(続く)

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