見出し画像

「ひとまずバスクチーズケーキ」スペインに日帰り旅 in サン・セバスチャン【前編】

朝6:45。爽やかに目が覚めた。日の出は8時台なので、外はまだ真っ暗。ふと、「そうだ、スペインに行こう!」と思いついた。

ものすごい勢いで準備をし、バス停に急いだ。なにしろ1時間に1本しかバスがない。遅れたら1時間後のバスになる。帰りの終バスの時間が早いので、1時間遅れると、スペインでの滞在時間がグッと短くなってしまうのだ。急げっ。

市バスになんとか乗り込んだ。まずは、フランスとスペインの国境の街アンダイエまで行く。そこでバスク鉄道に乗り換える。最終目的地は、国境から20kmのところにあるサン・セバスチャンだ。

バスからの景色

案の定、バスが遅れてアンダイエに到着。バスク鉄道の駅まで走った。駅員さんが、「あと2分で出発だから早く!」と叫んだ。

定刻で電車が出発。すぐに川を渡る。その川がフランスとスペインの国境となる。1つ目の停車駅は、もうスペインだ。通勤の人がたくさん乗り込んできて、ほとんどの人がサン・セバスチャンで降りた。

フランスとスペインの国境の川

到着時はまだひんやりしていたサン・セバスチャンだが、今日は28℃まで気温が上がる予定だ。予報によると、今週末からグッと寒くなるらしい。最後の夏と言ってもよい。

移動中に、サン・セバスチャンでやりたいことリストを作った。

◎バールで朝食(カフェ・コン・レチェ)
◎バスク・チーズケーキ
◎レストランでランチ
◎ピンチョス
◎マーケット
◎かご購入
◎展望台の丘
◎スペインブランドのお洋服をチェック
◎旧市街散策

さすがに全部はできないけれど、リストアップしておくと、いざという時に効率的だ。

ラ・コンチャ・ビーチ沿いの遊歩道

まずは朝食を取ることにした。久しぶりに、スペインの美味しいカフェ・コン・レチェ(ミルクコーヒー)を飲みたい。とりあえず、以前Google mapsでピックアップしていたバールに向かったが、ちょっとおしゃれすぎてスペインぽくない。もっとおじさん達が集っている、薄暗くて細長いバールに行きたかった。良さそうなバールが見当たらないので、ひとまず、目の前の教会へ入り、サン・セバスチャンの街にご挨拶。

午前中や夕方は、ステンドグラスの光が反射して美しい

マーケットに朝食が食べれる場所がないかな?と思って移動したが、いまひとつ。街を歩いているうちに、バスクチーズケーキの有名店がオープンする時刻になったので、それを朝食にすることにした。

トロッとしていて甘さ抑えめのバスクチーズケーキ


人気店だが、朝1番なので空いていた。ラッキー!

La Viña
31 de Agosto Kalea 3, San Sebastián
https://lavinarestaurante.com


今日は、バスク・チーズケーキを食べに来たようなものなので、目的達成。大満足。バスク・チーズケーキは、スペイン側にしかないのです。

さて、お腹がいっぱいになったので、いよいよ街歩き。続きは明日更新します♬

おやすみなさい。

【後編】はこちら↓↓↓


この記事が参加している募集

よろしければサポートをお願いいたします。いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます。