定年オヤジの下手の横好き趣味日記 #81 算数問題
算数頭
同級生に「算数びんた」、「パソコンおたく」と呼んでいた友人がいました。「びんた」は鹿児島弁で「頭」のことで、算数が得意な人の意味です。
1980年代にパソコンのプログラミングをスラスラやっていた友人もいて、彼らにはとてもかなわないと思っていました。
数独
「数学びんた」ではない私でも、時には数字と遊んでみるのも楽しいものです。
数独パズルに挑戦するものいいですし、新聞やネットに掲載されているクイズ的な数学の問題を解くのも頭の体操になります。
地球の大きさ
例題をひとつ。
地球をぐるっと回る円周の長さは赤道面で約4万キロメートルです。
地球を1周するロープがあったとすると、このロープの長さは4万キロメートルになります。
さて、このロープを全体で1メートル浮かせた場合、ロープは4万キロメートルから何メートル長くする必要があるでしょう。
ちょっと考えてみませんか。
解答
地球の半径を「r」、円周率を「π」とすると、円周は「2πr」と
表せます。
この場合、ロープを1メートル浮かせますので、地球の半径が1メートル長くなります。これは「r+1」と表せます。
その場合、円周は「2π(r+1)」になりますので、2π(r+1) = 2πr+2πとなります。2πr は元のロープの長さで、長くなるのは「2π」メートル分です。
円周率は 3.14 ですので、2π は 6.28メートルとなります。
もっと長いロープが必要になるイメージでしたが、たった6メートルほどで伸ばせるのは意外でした。
頭の体操になったでしょうか。
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