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15 / 55、 キューブさん 【 企画 | 虎吉の交流部屋初企画 】



虎吉のトップページ固定記事「虎吉の交流部屋」内で、この夏、以下のシークレット企画「虎吉の交流部屋初企画」を開催しておりました。

 ● タイトル : 季節のnote(7月) 
 ● 募集期間 : 7/1 ~ 7/31 
 ● お  題 : 7月の季語から1つ以上選び、           
         それをテーマに自由に書く

そこで今回、ご応募いただいた作品を、応募いただいた日時の早い順に紹介させていただきます。




【 15 、 キューブさん 】

 ● 季語 : 夏休み


 🌳① 感動、感激、共感、ポイント


人生経験を積み重ねられて、もう戻れないかけがえのない思い出に思いを馳せる、という感覚にとても共感できました。

かけがえのない一時って後から気づけることはあっても、その時には分からないんですよね。

キューブさんの場合、いまだにご祖父母様との日々を思い出すというのは、よっぽど印象に残る記憶だったのでしょうね。

僕の祖父母もそうでしたが、孫というのはやはり特別な存在なのでしょうね。孫を愛するお気持ちが文中から存分に伝わってきました。


🌳② 作品から感じる作者の印象


ご祖父母様との思い出を振り返られるエピソードやそれを今でも思い出すというお姿から、とても愛情深い方、という印象を持ちました。

本作品に対して数多く寄せられているコメントにもお1人ずつとても丁寧に返事を返しておられ、誠実な方なんだろうなという印象を受けます。

また、これは作品そのものに関することではありませんが、キューブさんは今回の企画に投稿いただいた他の方々の記事も数多く読まれ、ほとんどの方へ感想をコメント欄に書いていただきました。

「企画参加者どうしの相互交流」というものも今回の企画の大きなテーマの1つでありましたので、それを他の誰よりも積極的に実践いただいたことにこの場で感謝を述べなければなりません。

キューブさん、本当にありがとうございました。


🌳③ 作品への感想


幼い頃に遊びに行ったご祖父母さまの家での思い出を振り返り、人生の愛おしさに気づかされた、という愛情深い話です。

戻りたくても戻れない、そうしたかけがえのない日々への郷愁のような思いがえがかれています。
とても素敵な記事で多くの方々からコメントを寄せられている作品です。

僕も年々、時間の有限さを知り、今ある幸せを噛みしめておこうと思うようになりましたので、キューブさんの心情に深く共感できます。

戻りたくても戻れない思い出、その1つが作者にとっては幼い頃にご祖父母様と過ごされた夏休みなのですね。

とても優しいご祖父母様だったようです。
美しい思い出というのは、いくつになっても頭に焼き付いているものなのですね。

作品を読んでいくと、お祖父様やお祖母様に可愛がられた日々の光景が読者の目の前にも蘇ってくるようです。

僕の祖父母との思い出と重ね合わせても、そうした思い出とはかけがえのない人生の宝物なのだと思います。

最後の「おばあさまの布団がわずかに動いた気がした」という部分は、お祖母様に生きていてほしかったというキューブさんの思いが何らかの形でお祖母様に伝わったと信じたいですね。

でもこうやってふとしたことをきっかけにご祖父母様のことを「思い出す」ということが最大の供養なのではないかと僕は思ってみたりします。
僕はその感想を正直にキューブさんにお伝えしました。

こちらは作者であるキューブさんのお言葉です。
「その通りだと思います、思い出すということこそが、最大の供養だと私も感じます。形の前に人間はやはり心あってこそだと思います」

人生の愛おしさ。そして形よりも心。
キューブさんの言葉が強く心に沁みました。

これからの毎日の一瞬一瞬を頭に焼き付けながら生きていきたいと思えました。

ぜひ多くの方に読んでいただきたい記事です。


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