小説のモデルにしていただきました
「虎吉さんとここちゃん(愛犬)のエピソードやこのつぶやきの内容などを今書いている小説に引用したいと思っています。ここちゃんとのことは、とてもデリケートな所だと思いますので、事前にご連絡させて頂きました😣💦小説内では虎吉さんやここちゃんのお名前は使用しません。ご検討、お願いします」
僕が投稿したつぶやきのコメント欄にこんなにうれしいコメントが届いたのはつい先日でした。
いつも親しくさせてもらっているnoterさん、蒔倉みのむしさんからの打診でした。
「ぜひ使ってやってください😊ここちゃんも喜んでくれると思います」とお答えすると、翌日、早速、その小説を投稿してくださったのです。
しかも引用ではなく、主人公の役柄として登場させていただき、自分がその物語の世界に入ったような気持ちで読ませていただきました。
作中にこんなシーンがあります。
亡くなった最愛の恋人と暮らした家を出ていくことは思い出ごと捨てていくようで心苦しい、と同じ夜行バスに乗り合わせた男性に打ち明けたところ、男性はこのように答えます。
「僕も以前は唯一の家族の愛犬を亡くし同じ経験をしたことがありましたが、周囲の人々が言ってくれたんです。『愛犬の居場所は一緒に暮らした家ではなく、あなたの心の中にあるから、どこに行っても着いてきてくれるよ』」ってね。
唯一の家族を失った者どうし、分かり合える苦しみ。それを乗り越え進もうとする彼の姿。
その言葉、その姿に主人公のケンは救われ、徐々に前へ進む決心を固めていきます。
恋人の死を受け入れ、乗り越えていこうと。
この物語を読んでいて、僕は感極まってしまいました。何よりうれしかったのは、蒔倉みのむしさんが、人の命と動物の命の重さを同じに考えてくださった点です。本当に動物の命って家族の命と同じなんです。ここちゃんもきっと天国で喜んでくれてるだろうなって思いました。
ここちゃんが亡くなってもう2ヶ月になります。
元気かな ? 病気は治ったかな ? 寂しい思いはしてないかな ? そう思わない日はありません。
先日、仏壇に供える生け花を買いに行きました。
薄ピンク色のその花が添えられた遺影の中のここちゃんは心なしか笑顔を浮かべているように見えました。
その時にあらためて思いました。
ここちゃんの「居場所」は僕の心の中にあるのかなと。ずっと一緒にいるんだって。忘れないよ。
居場所かぁ···。安心して眠れる場所、そんな感じかなぁ。蒔倉さんがかつて飼われてた猫も蒔倉さんの心の中にきっとずっといるんだろうな。
蒔倉さん、本当にありがとうございました。
みんな見守ってくれてるよ(^^)
寂しくないね。よかったね、ここちゃん😊
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