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私たちはどうやって幸福か不幸か決まるのか?

あなたは幸福ですか?

このような質問をすると、
自分のことを幸福な人間だ。
もしくは、自分のことを不幸な人間だ。
と言う人がいます。
幸福だと言う人もいれば不幸だと言う人がいますが、その違いはどこからくるのでしょうか?

アルフレッド・アドラーによるとそれは、
自分の経験に対する意味づけの違いなのだそうです。経験の中から自分の目的に適うものを見つけ出すのだそうです。

私たちは経験が私たちの自分を決定づけると思いがちですが、そうではないのです。

自分の経験に対してどのように意味付けするかどうかの違いなのです。

よくあるのが虐待を受けた子どもは自分の子どもにも虐待をするかという問題です。

結論からいうと虐待を受けたからといってその子どもが虐待をするとは限りません。

「虐待」という経験に対してどのように自分の目的に適った意味付けするかなのです。

虐待を受けた子どもが
「私は幼い頃、とても酷い虐待を受けてとても辛かった。自分の子どもたちにはそのような辛い思いはさせない」と意味付けする人は虐待をしないでしょう。

「私は幼い頃、とても酷い虐待をうけてとても辛かった。自分がこんなにも酷い目に遭わされたんだから、お前たち子どもも同じようなふうに痛めつけられるべきだ」と意味付けする人がいた場合虐待をする目的を持つようになります。

自分の人生が幸福か不幸かどう考えるかも同じようなことが言えます。

自分のこれまでの人生で起こった経験に対してポジティブな意味付けをするか、ネガティブな意味付けをするかの違いなのです。
それは自分の目的に適った選択なのです。

自分は幸福だと意味付けした人は自分の人生に「幸福」だと意味付けをすることで何らかの目的に適っているのです。

そう思うことで満足したいのかもしれないし、不幸であることに対し他人に負けたくない、同情されたくないから自分を幸せだと考えるかもしれません。

また、自分が不幸だと意味付けした人も自分の人生に「不幸」だと意味付けをすることで何らかの目的に適っているのです。

そう思うことで自分を悲劇のヒロインにさせて優越感を得ているのかもしれませんし、他人から同情を得たいために自分は不幸だと考えるかもしれません。

幸福であると思っている人は自分は幸福であることを自分で選択しているし、
不幸であると思っている人は自分は不幸であることを自分で選択しているのです。

その選択はあなたが意図して選択しているかもしれないし、無意識のうちにそう思い込むようになり選択しているかもしれません。

自分の人生が不幸だと思っている人、
どんな目的のために自分の人生に対しネガティブな意味付けをしているのでしょうか?

それに向き合ってポジティブな意味付けに変えてあげることができたら、あなたは人生を幸福なものに変えることができます。

ライフチェンジ講座では今後も具体的な方法も解説していきたいと思っていますので、是非楽しみにしていて下さいね。

焦らず、ゆっくり自分ができる方法を見つけていきましょう。

ライフチェンジアドバイザー 理古

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