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サラリーマンという働き方は報われない
私は、看護師として病院に勤め、患者さんの入院、退院に関する仕事をしています。今の職場にきてから約2年が経ちました。
私の部署は、現在4人で仕事をしています。Aさんは入職して3年ほど、Bさん、Cさんは今年入職しています。
Aさんが言うんです。「もしかしたら、この中で私が一番給料が少ないかもしれない・・・。」と。
仕事と報酬のしくみ
私の勤める部署は、昨年かなり人の出入りがあり、長く務めた人や、日の浅い人が次々に辞めました。そして、今年3月には所属長が退職したので、現在所属長不在の部署になっています。
今年入職したBさん、Cさんは社会福祉士の資格をもっており、2人とも中途採用です。Bさんは40代で、それなりの経験値があり仕事もずいぶん覚えてきていますので任せられる仕事も増えてきました。Cさんは20代で経験値は浅く、ミスも続くので、任せられる仕事は少なく、どう教えたらよいかと悩み中です。
Cさんへの教え方については、私とAさんでよく話をするのですが、なかなかいい案が出ず、悩む日々です。通常業務が多忙になっている上、教育という時間の確保も必要なため、私もAさんも疲弊気味です・・・。
そんな中Aさんが言ったのが「もしかしたら、この中で私が一番給料が少ないかもしれない・・・。」という言葉だったのです。
給料は、基本給+各種手当で決まってきます。Aさんはケアマネージャーの資格を持っているので、それに合った手当がついているはずですが、社会福祉士の手当てより少ないのでは?と、Aさんは考えているようです。
ホントのところはわかりません。基本給がどの程度なのか?、資格手当って有資格によって金額はいくらなのか?それがわからないので、あくまで想像なのですが、AさんよりCさんの方が給料が多い、これはあり得る話です。
仕事内容を考えれば、かなり納得できないことですよね。
頑張っても報われない仕事
世の中の大半の働き方であるサラリーマン、つまり給与をもらって生活する働き方。私も、もちろんサラリーマンです。
これは、成果と報酬が見合わない働き方と言われていて、両学長のYouTubeでも説明してますね。
会社員の宿命というか、しくみですよね。仕事なんて頑張っても報われないと思う時は、以下の5つと動画の中で紹介されています。
1.働かないおじさんの給料をみたとき
2.良い評価だったのに、昇給額が数千円だったとき
3.国家試験に受かった先輩の昇給額を知ったとき
4.業務を効率化したら、年収が下がったとき
5.役員が全員同じ大学卒だと気付いたとき
これは、私も同感です。看護師も、サラリーマンですし。
年功序列、そして、資格による給料の差みたいなものは日々感じますね。
例えば、以前勤めていた総合病院での医師の給料は、私の何倍かしら・・・って感じです。
忙しく働いている医師がいることも事実ですが、診察時間中にネットサーフィンをしている、昼寝をしている医師もいます。そして、定時の時計のように帰る医師もいます。
話を戻すと、評価が良くても昇給額が数千円。
当時、私もよい評価をいただいていましたが、昇給額は数千円。資格を取った同僚の昇給も微々たるものと聞きました。
業務を効率化し、残業を減らしたら給料が下がったというのはよく聞く話ですし、実際の現場でもそう・・・。
給料がたくさん欲しい人は、残業をさせて欲しい、夜勤をしたいと言います。サラリーマンの働き方の宿命なのかもしれませんね。
頑張ることと報酬の関係
両さんのYouTubeで言っていたことで、ドキッとした言葉が、「頑張ったら報われるって当たり前なのか」
〝頑張ったか〟と〝成果がでたか〟とは一致しない。
そもそも、成果が出なければ報酬は発生しないものですし、経営者は社員に成果を求めている。評価されるのは努力ではなく成果。
スポーツの世界だとわかりやすいのかもしれないですね。
サラリーマンは、成果と報酬が結びつかない。逆に言うと、成果が出なくても報酬がもらえる。
新入社員でも給料がもらえるのはこの仕組みがあるから。成果が上がらなくても一定の報酬がもらえるのはこの仕組みがあるから。
それをまず理解して、どちらが正しいかじゃなくて、自分がどんな働き方をしたいか、なにを優先したいのかを考えることが大切なんでしょうね。
こんなことを、この年になってやっと理解したという、なんとも情けないことです。常識は疑ってかかれとはホントですよね。
さて、私はどうしたいか。
成果がでなくても一定の給料がもらえる、このサラリーマンを私は当分続けると思います。あとは、副業をするかですが、そこは収支をみながら考えたいと思います。
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