我が家のお財布事情#2 大事なことはお互いの余白を作ること
夫婦のお金のリアルな話ってあるようでないですよね。
先日、芳麗さんのvoicyを聞いていた時に、FP関根さんとの対談があり、夫婦のお金の話をしていたんです。最近は、昔と違って夫婦がそれぞれ働いていることが普通だから、夫婦別財布の人が多いんだとか。
我が家は、現在、夫婦一つの財布になっているので、時代に逆行しているのかもしれないですが、その経緯は昨日の記事を読んでみてくださいね。
夫婦のお金の管理を決める時、最初にしたこと
2022年の4月から、夫、義両親との生活が始まりました。
まず、最初にしたのは、生活するために必要な金額を、月単位と年単位で把握すること。
公共料金を今までいくら払っていたのかは、なかなか義母からはちゃんとしたことが聞けなかったので、3~4か月かかって、夫への名義変更と支払いの変更を行い、可能なところは、過去の明細ももらうようにしました。
電気料金とかガス料金の見直しも考えたのですが、地域的なこともあったり、家の納屋の電気がまだ農業で使う部分もあったりしたので、検討はしたものの変更はしませんでした。
あとは、車、一人1台の生活のため、私が乗る車を中古で購入。そうすると、毎月の維持費、税金、保険料など必要になります。夫と二人分の車にかかる金額を計算。
あとは、保険の見直し。
生命(入院)保険の見直しは以前していたのですが、子どもも手が離れましたので、自分の保険含めて見直ししました。あとは、自宅の火災保険の見直しや、固定資産税の支払いをどうするかなど、現状把握から見直しまで、現在進行中です。
そんなわけで、おおまかに家の生活にかかる費用が年単位で把握できたのは、つい最近のことです。まだ、進行形のこともあるので、もう少ししっかり把握というか修正というか、できるまでには時間がかかりそうです。
それでも、おおまかに最低限の生活費が月単位、年単位でわかりましたので、次にしたのは夫婦のこづかいです。
夫のお金の流れを把握する
私は、支払いは基本的に電子マネーを使っています。
カード明細を月に1回確認すれば、私のこづかいや食費、雑費の使い道はだいたい把握できるので、その都度自分の中で修正しています。銀行もカードも数を決めて持っているので、自分のお金の流れを把握することはそれほど難しくはありません。
でも、夫は、銀行口座、カードがとにかく多いんです。なので、まず、現状把握から始めました。
持っている銀行口座名を書き出す
持っているカードを書き出す
カードがどこの口座に紐づいているか確認
どのカードは、どの支払いに紐づいているのか確認
毎月ある支払い、毎年ある支払いの把握
これが、なかなか難しい・・・
まず、夫はカードの明細を確認する習慣がない。
何に使ったか聞いてもわからないものがある。
一度契約して年1回の支払いがあるものを把握していない。
ということは・・・
解約しようと思って忘れていたものを把握し、使っていないサブスクの解約とか、いろいろ細かい取捨選択をして、全体を整理し、毎月かかるお金、年単位でかかるお金を把握するのに、約1年かかったのです。
そうして、カードの使用用途を決めて、あてはまらないものは解約し、カードの数を5枚と決めました。もう少しまとめても良かったのですが、いろいろありまして・・・。あとは、それに伴って、使っていない口座も解約し、ずいぶんスッキリ。
自分で把握できるだけの数にするって、とても大事です!!
この時に思ったのは、やっぱり夫婦といえども他人だわ・・・ってことです(笑)。
夫婦の小遣いに、余白は必要
あんまり、いろいろ気にしないくらいに収入があればいいのですが、そうも言ってられないし、老後にむけて、家計管理はすっきり、管理しやすくしたいなぁ・・・ということで、いろいろ取り組んできました。
夫は、あまり管理が得意ではない(苦手?)のですが、私の提案を怒らず聞いてくれるので、そういう面ではとても助かっています(笑)。
次は、今までしてきた、月単位、年単位の生活費を、夫にも理解してもらった上で、それぞれの小遣いは月いくらにするかという話合いをしました。
これ、結構大事だなって思っていて、なんでも節約すればいいものじゃなくて、こづかいって自分の楽しみの部分じゃないですか。
だからって、“いくらでもといい”というわけにはいかないけれど、家計の許す範囲で、お互い予算を決めようって話をしたんです。
お互いの譲れるところ、譲れないところを確認して、でも踏み込み過ぎないようにして、予算内での余白を作るっていうのでしょうか。
夫の場合は、割と現金派なので、現金を月1万円、Amazonでの買い物とそれ以外のネットでの買い物などで利用するカードは月1万円までを目標にしてもらう。その他、毎月引き落としが必要な1万円があるので、基本は3万円+予備1万円くらいでやりくりしてもらうことにしました。何に使っているかは問わず、カードも1万円を超えていても文句は言いません(あまりに超えていれば言うつもりですが)。
夫には「私は(買い物用)カードの明細はチェックしないけど、自分で把握はしておいてね」とだけ言いました。
秘密にしたいわけじゃないけど、わざわざ言いたくない、説明がめんどくさいとかってあるじゃないですか。私も、何にお金を使っているか、夫にすべて把握されるのはあまり気持ちよくないですし、それは夫も同じだろうと思うのです。
そう意味で、お互いの余白を作ることも大事と考えているのです。
まぁ・・・関与しない部分は作りつつ、全体的には把握するっていうバランスが難しいと言えば難しいですけれどね。
みなさんはどんな工夫をしているでしょうか。
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