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我が家の火災保険の見直しから学んだこと#1

昨日、今日と手続きを行い、我が家の火災保険を切り替えました。
義父名義の家ですが、義父も、今年87歳になります。

そろそろ長男である夫の名義に変えていかねばいけない、ということで切り替えたのですが、高齢の親が管理している保険って、やっぱり支援が必要なんじゃないかって思ったのです。


我が家の火災保険

我が家は、築60年以上の古い大きな家です。
義父母が結婚した頃に家を建て、私たちが結婚する少し前に増築をしています。田舎の家なので、仏間、床の間などもありますし、日常的に使えない部屋や、全く使っていない部屋もあります。

間取りは
1階・・・7部屋、台所、浴室、トイレ
2階・・・3部屋+屋根裏部屋のようなスペース(3部屋分くらいありそう)

大きな家でしょう?
敷地の中に、昔、農機具を収納していたかなり立派な納屋、そして今でも使っている稲の乾燥機が設置されている納屋の2つが建っています。

この家に義父母と夫と4人暮らし。義父は、今は要介護の状態で現在、施設で生活していますので、実際は、義母、夫との3人暮らし。
とても、非効率な生活をしているような気がします(苦笑)

そして、本題の火災保険ですが、義父が要介護の状態になってから、JAの人に勧められるまま入った保険
義母曰く「これがいいって、もってくるからさ~」
こんな調子で、義母はわりと、JAとかゆうちょとか、勧められるまま保険に入ってきていたんです。

建物:補償4,000万 5年満期 貯蓄型
家財:補償1,500万 10年満期
納屋(乾燥機あり):補償500万 10年満期

細かい補償内容は割愛しますが、全部合わせて年間40万円以上の支払いがありました。貯蓄型になっているので、保険としていくら払っているのかよくわかりませんでした。

どれだけの補償が必要か

火災保険ってどのくらいの補償が必要なんだろう・・・。
もし、火災が起きて、全焼した時、家を一から建てなおすと仮定すると、今と同じ大きさの家はいらないと思うんですよね。

もう少しこじんまりとした家で十分じゃないかって思うんです。
そうすると4,000万円の補償って必要なのか?って思うし、家財保険って1,500万円も必要なのか?って、疑問に思うんです。
田んぼは営農になっているので納屋は使わないし、建て直すことはないと思うんです。そうすると納屋の補償って必要なのか?って思ったり。

いろんな疑問が出てきます。
そもそも、火災保険って、貯蓄型じゃなくて、掛け捨ての保険でいいんじゃないかって思ったり。

保険の見直し

保険会社はどこがいいのか・・・義姉に紹介されて、保険の見直しをはじめました。

まず、家のことを調べてもらうと・・・
専有延面積は297.8㎡
保険屋さん曰く、普通の家の2件分くらいの面積で、評価額は5480万円になるんだとか。どういう計算になるんでしょうね・・・。

保険金額は、評価額通りでなくていいようなのですが、あまりにも補償額を下げるのもどうなんだろうか。

あとは、家財保険の補償額はどうするか?
地震保険はどうするか?

どのくらいの保険金額にするのがいいんでしょうね。

補償が少ないと心配だけれど、保険をかけすぎても掛け捨てで無駄になってしまうし、バランス感覚が必要なんだろうなぁって思うのですが。
どのくらいが妥協点なのか判断がつかない
んですよね。

結局、ざっくりとですが
建物:補3,000万 5年満期 
家財:補償1,000万 5年満期
地震保険は30%でつけてもらいました。元旦に地震があったものだから、不安になって、50%にあげようかと思ったのですが、ここは冷静に。

保険の金額は、5年分まとめて支払い、今まで義父母が払っていた1年分の支払額程度で5年分、掛け捨てで収めました。
それにしても、保険金額高いですね(泣)。

貯める力、守る力

お金の勉強をしていると、貯める力、守る力がとても大切だと気付かされます。保険の見直しは、その一つで、一つ一つ勉強だなぁって思うんです。

今まで、生命保険の見直しはしてきたのですが、火災保険って初めてで、かなりとまどいました。家の情報も必要ですし、適切な補償って判断が難しいなぁって思いました。

そして、今回は、比較サイトでも見積もりを取ってみたり、何度も話を聞いたり、自分なりには考えて契約をしたつもりですが、この選択が良かったのか悪かったのか、自分では判断ができないんですよね。

ただ、すごく勉強になったし、5年後の見直しの時はもう少し賢くなっておこうって思いました。でも、最近はどんどん保険料が高くなっているそうですよ。災害も多いですしね。

そして、今回思ったのは、高齢の親の保険、子どもも気にしてあげた方がいいんじゃないかってこと。

義父母の保険の入り方って、言われるまま入っていて、内容をよく理解していないんですよね。だから・・・親の年齢にもよりますが、親が入っている保険って、できれば一緒に確認したり、新たな契約の時は、一緒に考えてあげることって実は大切なことかもしれないって思いました。

明日も、火災保険のことをもう少し書きたいと思います。なにか、みなさんの参考になればうれしいです。


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