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役割が人を育て、成長させる

北陸の桜が満開になってきました。
今週末が、見ごろのピークなのかなと言う感じですが、今年は桜が早いという予想を裏切って、かなり遅い開花となってしまいました。

通勤途中の普通の家の庭の桜がホントに綺麗で見惚れてしまうのですが、この1~2週間を楽しませてくれるために、それ以外の月日を過ごしているんだなぁ・・・とふと考えたりします。

さて、4月も半ばになり、新人さんも疲れが出ている頃でしょうか。私の部署は、3月に1人、4月に1人と、中途採用の方ですが新しい人が入ってきました。現在、合計4人の部署になっていますが、実質動けるのは2人で、毎日追われるように日が過ぎていきます。

人を育てるのは難しいし大変と思いながらの毎日ですが、仕事をして自分が成長を感じたことを書いてみようと思います。


役割が人を育てる

前職での経験です。

以前勤めていた病院、最初はパートで入り、三男が中学生になったタイミングで常勤になったのですが。私がパートで勤務している時に常勤で入った人が主任になり、私の上司となりました。

しばらくは2人でうまく仕事が出来ていたのですが、他部署とのやり取りで疲弊した上司が辞めてしまい、私1人の部署になってしまいました。

さて、1人の部署をどうするか。

そんなことを考えていたところ、急に私の部署がなくなることになり、最終的には看護部のなかで入退院を専従で行う役割をすることになったのです。

部署はなく、役割だけがあるという、なんとも中途半端で責任がつきまとう状態となった私。そして、仕事の前例がなく、一から院内の仕組みづくりをすることになります。

はてさて・・・私は何をしたらいいでしょう・・・から始まり、手探りで仕事をしていくことになります。この時、私は主任となるわけですが、話をしていくのは師長や係長、看護部長など(苦笑)。まぁ、でもおかげで話は早いし、いい案であれば話がどんどんすすみます。

結局、いただいた役割を、自分なりに院内をこうしていきたいというビジョンをもってやっていくと、ついてきてくれる人もいたし、協力してくれる人もたくさんいました。そして、頼ってくれる人も。

なんともありがたい環境となり、自分に与えられた役割に感謝したものです。最初はなんで私が?って思ったけれど、結果、仕事がすごく楽しくて、役割が人を育てるってホントだなって思いました。

自分の成長を感じたとき

役割が人を育てる、これはホントにそうですが、私には自分で考えていた大きな弱点があったのです。

それは、人前で話が出来ないこと

心臓がバクバクしてしまい、緊張してうまく話せなくなるのです。
「なんでもするから、人前で話をすることだけはやめて~」って叫んでいました。

それが、です。みんなにこんなふうになってほしい、私はこんなことを伝えたい、みんなとこんなことをやっていきたい。そんな思いを院内の研修で行うことになったり、院外の方向けの交流会、研修会などを企画、運営をしていく中で、どうしても人前で話をする機会が増えていきます。

場数を踏んでいくとだんだん緊張しなくなってきました。

自分が伝えたいことを話するときは、なぜか緊張しないということを学んだのです。矢印が相手になっているからでしょうか。

新しい自分発見でしたし、自分が成長していると感じることができた時でした。

でも、大勢の前で自分が話したいことは話ができるのに、朝の朝礼で伝達事項を話するときは、やっぱりいつでも緊張していました(笑)

新人教育への向き合いかた

さて、今の職場に話を戻してみると、4人の部署ですが、2人が新人(中途採用)というなんともしんどい日々ですが。

2人の新人さん、それぞれに役割というか小さな目標を持ってもらって、仕事をしてもらえたらいいのかなって思うのです。

今週はここまでできるようにしてみましょうとか、これを一人でできるようにしていきましょうとか。最初は一緒に、次から一人で出来るように。

自分が役割をもらってから成長できたように、その人の適性もみながらですが、負担をかけすぎないように、でも適度な負荷をかけて仕事を覚えてもらえたらいいなと、考えています。

教える方も気合が必要ですが、また、週明け頑張っていきたいなって思っています。

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