【仁義なきカレーうどん抗争!? 東京VS名古屋】
まだまだ残暑も厳しい日々ですが、9月も終わり10月に入りました。
本来なら秋真っ盛りのこの季節、衣類だけではなくグルメも「衣替え」の季節です。
コンビニではおでんや肉まんが売り出され、アイスはかき氷からバニラやチョコなどのクリーム系が主体になっていますよね。
麺類においてもそれは同じ。
冷やし中華、ざるそば、そうめんなどから暖かい物や煮込み系に代わります。
そのような変化の中で売れ始める麺類の一つがカレーうどん。
普通のカレーとは違って和風だしの風味が利いていておいしいですよね♪
ですが、カレーうどんには実は東京と名古屋で抗争があることを皆さんはご存じでしょうか?
今回は東京VS名古屋のカレーうどん抗争について話していきたいと思います。
【土地も違えばカレーうどんも違う!? 東京と名古屋のカレーうどん事情】
まず、みなさんはカレーうどんと聞いてどのようなイメージを浮かばれるでしょうか?
醤油とカツオ節からとった和風の出汁のめんつゆとカレー粉を合わせたうどん。
それに長ネギや油揚げ、鶏肉などを付け加えたものというイメージかもしれませんね。
つまり、カレー風味のうどんといったところでしょう。
ですが………
なんと、こういったカレーうどんの常識
実は名古屋では通用しません!!
言葉で説明するよりも実際の様子を見てみたほうがわかりやすいかと思うのでまずはこちらをご覧ください。
実は、名古屋のカレーうどんは色が黄色い!
うどんがメインというよりは、むしろメインはカレーです。
そして、とろみが強い!
うどんのお汁というよりはむしろカレーのルーに近い感じです
このように同じカレーうどんといっても東京と名古屋ではかなり違っています。
では、なぜ名古屋のカレーうどんはこのような独特のスタイルになったのでしょうか?
次は独特すぎる名古屋カレーうどんのルーツに迫っていこうと思います。
【独特すぎる名古屋カレーうどん! その進化の系譜】
名古屋のカレーうどんのルーツには大きく分けて2つの説があります。
1.鯱乃屋説
まずは、カレーうどん好きならだれもが知る名古屋のカレーうどんの名店である鯱乃屋のカレーうどんが発祥という説。
まずは、実際に鯱乃屋で提供されているカレーうどんをご覧ください。
どうでしょう?
まさに、名古屋カレーうどんといった感じですよね♪
実際、カレーうどんの発祥について現店主はTV取材を受けたことがあります。
しかし。先代から聞いているのはレシピや調理法などだけで、カレーうどんを売り出すことになった経緯までは伝えられてはいないそうです。
2.オリエンタルカレー説
2つ目の説は同じく名古屋市近郊稲沢市に本社を置く食品メーカーであるオリエンタル社に関する説です。
オリエンタル社は昭和20年(1945年)に日本初となるルウ状のカレー「オリエンタルカレー」を売り出し、大ヒット。
カレーライスを家庭料理にのし上げた立役者的な存在です。
オリエンタル社は当時新商品であるオリエンタルカレーの販促キャンペーンとして宣伝カーに乗って日本全国移動販売したそうです。
その際、販売員が忙しい仕事の合間のまかないとして食べていたのがルウを素うどんに溶かしたものだったとのことです。
そして、それが名古屋カレーうどんのルーツとなったという説です。
【実は名古屋メシだった!? カレーうどんをこよなく愛す名古屋人】
このような経緯により名古屋には独特なカレーうどん文化が根付きました。
このことからカレーうどんはもはや「名古屋メシ」といっても過言ではないでしょう!
では、当の名古屋人はこのようなカレーうどん文化についてどのように考えているのでしょうか?
まず、そもそも論ですが名古屋人はカレーうどんを名古屋メシとは考えていません。
実際、名古屋のTV局の取材で街頭インタビューした際も、多くの方がそのように答えていました。
参照:東海TV
確かに、名古屋人の私からしても名古屋メシでうどんといえば味噌煮込みうどん一択です。
では、名古屋人はあまりカレーうどんを食べないのでしょうか?
実は、そういうわけでもありません。
むしろ、多くの方が小さいころからそこそこ食べているなじみの料理といった感じです。
実際、名古屋の飲み屋街である錦には「シメはカレーうどん」といった言葉があるそうです。
たしかに、カレーに含まれるターメリックは肝臓に効果があるので合理的ですね。
参照:【カレーうどん 飲み会の“シメ”は名古屋カレーうどん】
【結局どっちがおいしいの? 東京VS名古屋カレーうどん抗争】
このようになんだかんだ言って名古屋には独特のカレーうどん文化が育ちました。
では、結局東京と名古屋どちらのカレーうどんがおいしいのでしょうか?
まず、東京カレーうどん
醤油とカツオだしをベースとした一般的な関東のうどんにカレー粉と少々の片栗粉を加えとろみを出します。
とろみはあるものの基本的にはさらっとしたスープで、ツルツルとコシのあるうどんをカレー風味の汁でいただくといった具合です。
それに対して、名古屋カレーうどん
鶏ガラなど動物系の出汁をベースにかなりの片栗粉を加え強いとろみもつけています。
そのとろみに合わせ、麺も極太で麺をカレールウに絡ませて食べます。
また、カレーの香辛料をふんだんに使っておりスパーシーなのも特徴です。
実際、先ほどご紹介した名古屋カレーうどんのルーツのひとつであるオリエンタルカレー説でもうどんにルウ自体を入れていました。このことからも強いとろみやスパイシーさは納得ですね!
つまり、それぞれのカレーうどんを簡単に言えば
東京カレーうどん=カレー風味のうどん
名古屋カレーうどん=うどん風のカレー
といったところでしょう。
どちらがおいしいかというと甲乙つけがたいですが、みなさんがそれぞれの地域でカレーうどんを食べる際この点を考えて食べてみるのがいいのではないでしょうか?
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