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「少し先の未来」がやる気を引き出す/大学受験のリアル

「心と技術で志望校合格」大学受験コーチふちおです。

本音の志望校合格を目指す高校生、そしてその保護者さまを応援するために「問題を解く技術」と「心の扱い方」についてお伝えするブログです。

上手くいかないときは必ず「ある」

過去何百人の高校生と一緒に「大学受験」に向き合ってきました。

その中で「順風満帆」に「悩みなく」受験を全うした生徒は一人もいませんでした。(みんな人間です、当たり前のことだと思います。)

・そもそも、なんで受験勉強頑張るのだろう?
・部活が忙しくて勉強まで手が回らない、無理。
・定期テストで予想しない問題が出て点数最悪、もう勉強したくない。
・模試に向けて頑張ったのにむしろ点数落ちた、自分は勉強向いていない。
・古文が読めない。何やっても無駄、やりたくない。
・また模試でE判定。志望校に受かるわけない、もうやめたい。

書き出せば枚挙にいとまがないです。
そして、これが「受験生」の現実です。

「つらい感情」を発信する

そんな時に力を発揮するのが

①「つらい感情」を生徒が発信する
②それを生徒が受け止めてもらう
③そして、「経験者の話」を生徒が聞く

この3ステップです。

生徒 「模試の自己採点悪くて、つらくて母に当たっちゃいました…」

講師 「そんな時もあるよね~」

生徒 「でも部屋に戻って、どうしていいか分からずに自己嫌悪です…」

講師 「わたしもそうだったな~」

生徒 「そうなんですね、その時どうしたんですか??」

講師 「それはね~、一晩泣き明かした!」

生徒 「そうなんだ~嬉」

このようなやりとりで、どれだけの多くの生徒の心が救われてきたか。
少しづつ生徒の「心」は前に向いてきます。

「少し先の未来」を具体化する

ただ、「心」のフォローだけでは不十分です。

生徒が「これから何をすればよいのか?」が不透明のままです。このままでは、気持ちが「すっきり」しただけで「勉強のやる気」が上がるとは言い難いです。


そこで「具体化」です。

①今回上手くいかなかった「原因」を客観的に話していただく
②それを「次はどうすれば良さそうか?」を自分の口で話していただく
「受験本番まで」の大きなスケジュールや点数目標に立ち返る
④次の模試などの「直近1~3か月の数値目標」を一緒に決める
⑤その数値目標④を達成するために、「何をするか?」を一緒に決める
⑥今日から1週間(次話すまで)「どこまで進めるか?」を一緒に決める
⑦最後に「これをやっていけば次は必ず上がる!」と自信を持って送り出す

※⑤⑥が、②につながっていくのが理想的だと思います。

すべての高校生にとって、大学受験を経験することは「初めて」です。「初めて」のことには「不安」がつきまといます。

・このやり方でよいのだろうか??
・この志望校でよいのだろうか??
・このままで志望校に届くのであろうか??

実のところ、

「自分が志望校に届く方法がある」
これは、幻想です。

正確には、

生徒本人が
「このまま頑張れば志望校に届くかも知れないと自分で思って」努力するから、第一志望に届くのです。

つまり

①「少し先の未来」
②それを達成する「具体的行動」

この2つを指し示す存在が、「受験生のやる気を維持する役割」としてとても大切なのです。

※ただし、順番が大切です。「心のフォロー」>「具体的行動の設定」だと私は思います。

一人でも多くの高校生が「いい受験だった。」と受験期間を総括できることを心から願っています。それでは、また次回!


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