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地域とのつながりがあってこそ

西町にあるビルの2Fに、センスの良さが光る不動産仲介業の「afford(アフォード)」はあります。地域密着で小回りの良さを強みとしており、不動産を売りたい人と買いたい人、貸したい人と借りたい人双方の要望やニーズを把握し、手続きや契約をサポートしています。
唯一の社員であり代表の馬場広さんは、福岡や久留米の不動産会社で経験を積んで独立。ひとりで始めた会社も、現在は4名のスタッフが在籍していますが、オフィスには殆ど馬場さんしかいません。
馬場さん―「スタッフは皆アフォードから業務委託を受けフリーランスで働いているので出勤も退勤も本人次第です。こんな働き方があってもいいかなと思って。」

それぞれの強みを活かす働き方
スタッフの中に、精神的に不安定さを抱えたTさんがいます。40数年の人生の中できちんと務めた経験がなく、働いても長続きしなかったTさんですが、自由な働き方のおかげかアフォードでは働き始めて1年が過ぎたそう。

馬場さん―「知人から、宅建(宅地建物取引士)の資格を持っていて不動産業に興味のある人がいると聞いて。精神的に弱さを抱えているけど人間的にはとてもいい人だし、資格を持っていても仕事に活かせなかったら宝の持ち腐れになるでしょ。折角努力して資格を取ったのにもったいない。フル勤務が難しいと聞いていたので長続きするかは半信半疑だけれども、どうだろう、やってみようかとなりTさんにはうちに来てもらった。
チームを組んで仕事をすることが多いのですが、資格のある人・ない人などそれぞれの個性や得意を活かしたメンバー編成を考えているんです。資格があるTさんが、他の人に教えることで自分の理解がより深まるし、教わった人はスキルが上がる。自分の得意を活かせて、自由な勤務形態も彼にとって良かったと思う。1年経過して、明らかにお客様への対応や知識の向上が見られる。本人は全く自覚がないようなので僕の方から伝えると、照れながらも喜んでいましたよ。」 


不動産仲介業も働く仲間も地域とのつながりから

馬場さんの受容力、成長のきっかけ
馬場さん―「娘が小学4年生から不登校になりましてね。最初は慌てふためきましたよ。でも言っても聞かないし、これがこの子にとっての当たり前かな、特別な事ではないのかなと思ったら無理やり登校させなくてもいいと思えた。『こうあるべき』のレールに乗らない選択をした娘が自分なりの方法で自分の人生を生きる姿に安堵させられたというか。
多様性の時代だし、本人の個性は他者にはどうにもしようがない。娘から、一般的感覚に囚われない今の自分に育ててもらいました。」
その人のそのままを受け入れる事は難しいけれど、娘を思うからこそ身に着けることができた受容力が、共に働くスタッフにも反映されています。


洒落とーオフィスをお見せしたいのに、何故かこれしか画像が上がらない。
affordまで足を運んで直接ご覧ください。

働くことは生きること。馬場さんの働き方=生き方は、無理せず自然体でいること
馬場さん―「会社の強み?無いですね。あえて言うなら僕のセンスの良さ。そして、禿げを気にしない。昔は気にした時期もあったけど。生えたらいいなって。でも、かっこいいを突き詰めたときに自然体でいることが一番かっこいいという事に行きついた。実はモテるんですよ禿げって。」
お洒落べっ甲メガネの奥の馬場さんの瞳が、一番キリっと光った瞬間でした。

(同社からメッセージ)
土地や不動産を売却したい方も洒落とる物件を手に入れたい方も、ご相談ください。
自然体でお待ちしております。

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