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スマスイ前で活動してきた

昨日須磨水族園前でスピーチやチラシなどを配ったり活動をおこなってきた。

スマスイでは今はイルカショーはやってないけど、1年後にはシャチが来るみたい。そのために水族館のリニューアル工事が行われていて音がめっちゃうるさい。遠くから聞こえてもうるさいのに水族館に閉じ込められてる生き物たちのストレスえぐい。そこからも人間が動物を奴隷以下だと思ってるんやなってすごく実感した。

それで、実際に太地町にイルカ追い込み漁を見に行った人と話したんやけど、何台もの船で音とか出してイルカたちを追い込んで、網で捕まえて、捕まえたイルカをイルカトレーナーが「一番いいイルカ」を選ぶらしい。選ばれなかったイルカはイルカ肉として殺される。これも全部人間のお金のために。

イルカ漁は知ってたけど、実際に現場に行った人の話を聞くのは現実味が違くて、話を聞いてしんどかったし、辛いし、悲しかった。このことを知らんかった人、多いと思う。だって、大人がお金のために隠してるからね。でも今こうして知った人、水族館や動物園に行くことってどういうことなのかこれを機に、よく考えて欲しい。

イルカじゃなくても、水族館や動物園にいる生き物(家畜とか動物実験、競馬、ペットショップもそうだけどここでは動物園系に絞って話します)って家族と引き離されて、狭いとか水槽に閉じ込められて、投薬されて、人間の娯楽のために、利益のために、「お金」のために動物は利用されて、苦しんでる。

自分、もしくは自分の大切な人がこうされてたらどう感じるかな

動物園や水族館ってほんまに「楽しい」場所かな

水族館や動物園にお金を落とすことは動物を苦しめることに貢献することになる

皆んな動物が大好きで、水族館や動物園に見に行ったりすると思うけど、本当の意味で動物が大好きなら、動物園や水族館のチケットを買わないで。

今回の活動では、営業妨害(*水族館の敷地内には入ってないので、営業妨害にはなりません)とか勝手にさせろ、そんなん自由やろとか、とか結構色んな通行人(大人とか高校生ぐらいの人)とかに言われたけど、
正直そんなのはどうでもよくて。
一番辛かったのが、子供にチラシを渡すとき。
小学生男の子三人組に、その子たちが水族館に入る前にチラシを渡したあと、その子たちが水族館から出て帰ってきた時に、帰りとか普通もっと楽しそうにしてるはずなのに、三人とも何も話さないで、落ち込んでるっていうか、悲しんでるように見えた。
申し訳ないなと思ったし、この子たちにチラシを渡す時も胸が痛んだ。
この子たちは何も悪くないのに、大人が大人の都合のいいように支配した世界のせいで、この子たちが傷付けられるのは、おかしいと思うし、気持ち悪い。
けど、本当に大切なことを伝えるのがこの子たちにとって最善じゃないかなと思うから、これからも胸を痛めながらでも、この現実が終わるまで、活動を続けなければいけないな、と思った。

もう一つ違和感だったのが、子供連れの女の人(40代ぐらいのお母さん?)が「子供もいるのに、そんな話やめてください!!」ってスピーチしてる私に向かって怒鳴ったけど、「そんな話」って言ってる時点で、彼女自身も水族館にお金落とすっていう、ことが良いことではないっていうことに気づいてるんだなって思った。
罪悪感があるから、自分のしてる間違ったことを言い当てられて、図星やから、そうやってキレてしまうのかなと思った。

そこまでして、水族館に行きたい理由って何だろう。

子供が海の生き物見たいっていうなら、図鑑でも、シュノーケリングでも他にもやり方いっぱいあるのに。 だからこの女の人みたいに、大人は、実際は違和感に気づいてるけど、見て見ぬ振りしてるんやなって実感した。

思い出の場所だから!と言って水族館を正当化する人は、水族館の中に閉じ込められている動物の気持ちになってみてほしい。思い出の場所だからといって、何の罪もない人を監禁するのかな、

本来は広い海で暮らしてるはずの、帰る場所があるはずの、家族がいるはずの、生き物たち。

動物たちは声を上げれないから、気付いた人間が声を上げるしかない。
あとイルカって超音波とかで会話するっていうやん、だからねねらがこうやって動物解放のために活動してること、絶対届いてると思う。

ねねらの活動をよく思わない人なんて計り知れないけど、私は、すべての人間が知るべきことだと思うから、自己中とか、そういうことじゃなく、自分の信じることを全うしてる自分に誇りを持ってるし、これからも精進していきたい。

みんなでがんばろう

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