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「コットンテール」リリー・フランキーさんを拝みに!今週観た映画#1


こんにちは、こんばんは
今日観た映画は、「コットンテール」4.0点

※点数は5点満点(3.8点がベース)
※本編内容に触れたりするので、ネタバレ注意です


ここ数年、映画をよく見るようになり、
リリー・フランキーさんの微笑みが好きなんだなと思い始めた

最初は、「余命10年」の坂口健太郎さん演じる和人の
バイト先の店主役だった
「今日はもう上がっていい」と悩む和人を送り出し
店を走り出て行くのを見送った後
少し微笑み、また焼鳥を焼くのに戻る
セリフはないが、魅せたれた
この映画で一番印象に残っている

もう一つは、「アナログ」
二人が出会うカフェのマスター役だった
ほとんど、セリフはないが
ここでも温かい表情が好きだった

全然、リリー・フランキーさんのことは
昔の作品とかは知らない、詳しくないけど、
好きなんだなと思っている


そして今回、「コットンテール」
今回は主役でたくさんリリー・フランキーさんが観れる!
ということで劇場へ

愛する妻が死に、生前遺した手紙に
イギリスのウィンダミア湖に自分の遺灰をまいてほしいと書かれていた
疎遠だった息子の慧とその家族とイギリスへ

最初は妻の死に絶望している兼三郎から始まる
電車で人とぶつかることも気にしなかったり
行きつけの寿司屋で妻の分のグラスを用意したりと
絶望とまだ心の整理が出来ていないのが伝わってきた

葬式前後の会話から
自分のことしか考えていない兼三郎と
慧は昔は歩み寄ろうとした時期もあったのかと感じながら
妻の最後の願いを叶えにイギリスへ

一刻も早く妻の願いを叶えたい兼三郎は
慧たちの予定を無視して一人で行ってしまう
乗った電車は逆方向で最終電車もなくなり
それでも、叶えたい思いが強すぎるが故に
自転車で進み続けた
しかし、迷子になってしまう

その先で、同じく妻を失った家族と出会う
この出会いが兼三郎を変えるきっかけとなる
辛かった話を聞いたり、息子とちゃんと話すべきと
この家族は優しく、湖まで送ってくれた

そこから息子と話そうとし始め、
関係が少しずつ変わっていく
ただ、写真の場所はウィンダミア湖ではなく
見つけるのに苦戦する

最後、土砂降りの中、目的の場所を見つけた
兼三郎は一刻も早く行きたい
慧は明日また来よう
完全には関係修復していない

次の日、目的の場所へ
やっと見つけ、安堵
今まで思い詰めていたかもしれない
少し心に余裕ができたように、表情が明るくなっていた

慧に今まで言わなかった隠していた妻の最後を話し始める
ここまででも少しずつ妻が認知症であることが描かれていたが
「あなたの手で助けて」
かなり、苦しんでいた妻の最後
あの描き方はどういうことなんだろう
いやな想像もしてしまったがそこは観る側の想像に任せているのかな

慧と共に遺灰をまき
妻の願いと共に
慧と慧の家族とも今後はうまくやっていけるだろう

絶望や怒りの表情もあったからか
最後、最高のリリー・フランキーさんの微笑みが観れた!!

【最後に!】

やっぱり、自分は微笑みが好きみたいだ
今後もたくさん観たい
表情で魅せられたい
俳優さん皆さん素晴らしかった

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