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RWC2023 Marseilles
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その2
● Marseillesです
京都のような古い歴史があり、観光客に人気の高い街です。 京都1400年の歴史を遥かに凌ぎ、紀元前の地中海貿易が始まって以来の歴史があります。
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● 天然の良港を時計回りで巡ります。 外洋からの入り口は狭く港の海面は何時も穏やかです。 時計で表すと7時の位置から12時までは徒歩20分ほどです。 海面と歩道は殆ど高さがなく、沢山のヨットが係留されています。 港に面して多くの飲食店が軒を連ねテラス席で埋まっています。 12時の位置が正面広場で地下鉄の出入り口があり、多くのフェリー乗り場があり何時も乗客が列をなしています。 朝7時ころから漁師が朝に釣ってきたばかりの魚を売る市場になります。 私はイサキと鯛を購入しました20ユーロです。 調理用に頭と鱗の処理もしてもらい、借りているマンションで醤油とお酒で【漬けダレ】を作りイサキを小一時間漬け、炊き立てのご飯で朝食です、旨い!
夜は鯛のあら炊きです。
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● ブイヤベース、篠突く雨のテラス席 港巡りを続けるが、時計回りで1時から5時までは新市街側で、高級ホテルが並んでいます。 車が多く走るのでテラス席はありません、代わりにビルの一本裏にラクビー場ほどの広い敷地に目いっぱいにテラス席を出しています。 昼間は閑散としていますが、夜になると多くの人が押しよせてラクビー場の観客席以上の人であふれかえり、大勢の話声で地鳴りのような音がします。 とても一人で食事をする気がしないので、港の7時から12時側のテラス席で食事をします。 夕暮れの港を眺めながら優雅な気分です。 名物のブイヤベースは40ユーロで、数種の魚の頭と尾と内臓を煮込みガーリックトーストにニンニクのソース(アリオリ)付けて食べます。 すぐに冷めてきて値段の割には美味しくありません。 小雨が降りだし、夏の終わりなのに震えるほど寒くなりました。
● 600年の歴史あるマンション、予想外の物件 お店の背後にある丘の頂上に借りているマンションがあるので長い石段を15分ほど登って帰ります。 この辺はマルセーユ大聖堂の寺社町で、多くの古い建物で埋め尽くされた世界遺産です。 昼間は観光客がウジャウジャしていて古い街並を楽しんでいます。 マンションは古くガタついた扉を開けて、暗い玄関に入ります。 信じられないことにエレベーターがありません、部屋は6階なのに。 旅行鞄の幅ほどしかない階段60段を30kg以上のカバンを持って登ります。 部屋はリノベーションされていて綺麗ですが、TVは無いしWIFIもありません。
ラクビーの試合をTVで観たかったのに信じられない気持ちでした。 テーブルに部屋についての【説明書】があり「マンションは600年前の世界遺産なのでTVやネットのない生活を楽しんでください!」 とあります。 余計なお世話だと思いましたが、確かに【Bookingcom契約書】にはTVありとは書いてないし、WIFIは無いと書いてあります、残念! 冷静に考えると自分の落ち度で「確認不足」なのでしょうね。 「テラスから海が眺められる」のCOPYに飛びつき、今回の旅行でパリの次に単価の高いホテルだったので、完備した設備のモダンなホテルと思い込んでいました。
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● 悟りの境地で海を眺める テラスから見える景色は素晴らしいので観念し、大聖堂の屋根と2本の塔越しに観える景色は素晴らしく、早朝や日の入り時に食事を造りながらウットリと眺め、干している洗濯物の下のテラスでいろいろと過ごします。
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● この街は<世界で最も美しい村ツアー>があり行ってきました。 このような村は外から見ると素晴らしいですが、村の中は土産物店と食事のテラス席に観光客が一杯で、日本のショッピングモールのように均質化していて、村人の生活の様を描いたベストセラー【南仏プロバンスの12ケ月】のような世界は見当たらなかった。 味気のない思いをしました。
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● 今大会ではJAPANは決勝ラウンド行は無いと諦めの予測で、Marseillesでのチケットは買わなかったが球戯場だけは見学に行きました、でかいが見やすい、うらやましい、7万人近く入るらしい。 秩父宮の改修もこのレベルの意気込みが欲しい!
この街をいったん離れてNICEでイングランド戦を観戦です。
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