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【ネタバレ注意!】読書感想:『帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline⑤』

※注意※

  • この記事はタイトルにある作品及び同シリーズのネタバレありの感想文となります。内容にもガッツリ触れているので、これから読むという方は今すぐにブラウザバックをしてください。

  • 雑な妄想、考察等自由に書いています。何でも許せる方向けです。

  • また、サムネイルにイラストAC(https://www.ac-illust.com/)様の画像を使用させていただいています。

はじめに

 唐突な漫画感想、しかも途中から⁈ とびっくりした方も多いかもしれません。かく言う私も詳細感想を書くかどうかで凄く悩んでました。でも備忘録がてら書いておこうかなって。という訳でかなり中途半端な巻数からではございますが悪しからず。特に今回は月頭に読んだってこともあって読んだ本の感想を纏める時期からかなり間が空いて忘れそうだなというのも理由の1つ。

 という訳で今回は漫画『帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline』(以下、『帝都赤線』)の感想です! 一応予めのルールとしてもう1つ。この感想を書いている人(私)は『Fate/Grand Order』プレイヤー、とりわけ毎年ぐだぐだイベントを楽しみにしてるタイプの人間です。登場サーヴァントの真名及びある程度の展開は知っています。ですが、ここは漫画の感想なので『帝都赤線』以外の範囲のネタバレはなるべくしない方針で書いていきます。というかうっかり口を滑らせないようにサーヴァント全員の正体が判明するまでは基本的にクラス名呼びで統一します。非常に勝手な判断で申し訳ございません。

 予防線も貼ったことですし、遅くなりましたが(1人)感想大会に入りましょうか! 案の定勢いで書いてるので細かい部分は順不同です!


感想

きょうも良い暴れっぷりだぁ~

 さあさあお待ちしておりました第5巻! というか4巻から1年と少し経ってるってマジすか? 半年ぐらい前だと思ってた。これが大人になるってことなのかー。いやいや絶対にそうじゃないってば。単にインパクトがダイナマイトしてたから思い出しやすいだけだってば。というかこの漫画、どの巻もつっよいモン叩きつけに来てる気がする。そういう訳でまずは序盤から引き続いての陸軍の場面から。

 いやぁ~紙という絶対的な壁を経てるから「すっごいね~」「やっばいね~」で済んでるんだろうけどこれもう現代の地獄絵図だよ。次元越しに狂気がにじみ出てくるよ。前回はバーサーカー大暴れってこともあって規模の小さい怪獣映画っぽい印象だったけど今回は人がもたらす狂気が浮き彫りになって来てる。少佐はこれ立ち直れるのかな……? 色んな方面で一生モノの傷になりそう。

 もうこっちはこっちでシリアスやってる弓陣営が相対的にギャグに見えるのバグでしょ。というか実際アーチャーはギャグ顔してたしギャグで良いのか。人の縁ほど強く濃いものはないからね。現代でも人の縁って大事だし。というか息が良いように見えてどこか不安定さがあった陣営にでけー揺らぎができたのは今後の展開としても注目していきたいところ。というかかなめちゃんはどこに行くんだこれ⁈ というか更にとんでもないことが起きそうな予感しかしないんだけど⁈ せめて安心できそうな人カモン!

ランサー陣営本格参戦 ~キュートなマスターといっしょ~

 登場シーンがヒーロー見参のそれなんだけど! 最高かよ! そこからの戦闘もメッサ凄い。どっちも槍の使い手だけども雰囲気は真逆なのが分かりやすい。大きいカットがいっぱいで動きが分かりやすいしどのポーズも最高なんだ。あと板張りの壁の壊れ方がやたらリアル。いつぞやの瓦礫といい、こういう背景の書き込み力凄くない? この漫画。

 そして待ちに待った宝具解放シーン! 何気にこのシリーズでハッキリと宝具の真名口に出したのってこれ初だったよね? 連載時の引きの関係もあるとはいえドアップと全身見せつけで2パターンあるのはズルいと思います。良いぞもっとやれ。特に1回目のカットが流れ含めてゾクゾクする。本来なら血の量見て心配しなきゃいけないはずなのに、それを放棄して顔が良いとしか言えないんだ。あれ、待って何気に素顔出てんじゃん。え⁈⁈ (それにしてもあのメカメカしい謎の変形機構は一体? まあ多分その内説明でるか。滅茶苦茶なんだけどすんなり受け入れてたのは内密でオナシャス)

 ド派手な戦闘も良いけど今回はマスター同士の会話(?)も読んでて楽しかった。蘭芳ちゃんの動きの1つ1つが最高にカワイイんだ! 特に「うひ」が好きです。でも思いっきり蹴り込んだりゴツい拳銃持ってたりするギャップも最高なんだ。意外とオトナなのもいいよね。青少年多いから癖のあるアクセントになる。

協力プレイって最高だよね

 それでは一度場所を変えまして今度は我らがセイバー陣営組。そんなに長くページが割かれたイメージもないはずなのに前よりもチーム感が増したことと例の事実のせいでテンションが大変なことになりそうっす。え、何、知らない間にフリーフォールにでも乗った? それにしても九十九さんがめっちゃ師匠してるの頼もしいよね。ポージングが洒落てるんだ。特にちゃぶ台乗ってるとことか。私も魔術関連はアウェーなんで助かる。

 っていうかなんかまたトンデモ情報出てない⁈ マジでマスター周辺は未知の領域すぎる。いや、このニュアンスだとまだ擁護できるって思った矢先に用語集でとどめ刺されましたよ。推定した人と気づいた人がさぁ……業でしかないのですが?? 信じていいのですか??

 最初の解除シーンで今回は息抜きできるかな? って思ったけど今回も精神に来そうな部分もブッ込まれてきましたね、戦時中だもの。でも陣営として形になってきたから恐怖とは違う感情で表現した方が良いのかな? なんて考えちゃう。というか奏丈君がすぐ近くにいるときにセイバーさんの顔が見えないのがさぁ! まだ何か越えられてない何かが……あるんだろうなぁ。でもそのままでいて欲しいって言ってくれてるセイバーさんが美しいんです。あと背中がシュっとしてるのに逞しい。

 あとこれも言っておかないと。オマケ漫画、ページ数もたっぷりで最高でした。背景も込みで書き込みが本気な本編も雰囲気あって好きだけどこういう簡素めだけどしっかりしたタッチも好きです。どっちかなんて決められない。3人それぞれの会話の回し方で笑ってしまった。ほ、本編との温度差ぁ。

全体を通して

 ヤバい、もう相当文字数いってる! ということでピンポイントの感想はここまでにします。

 今回1番に感じたのは英雄になるってことがそう簡単じゃないってことなのかもしれない。今までも時代の違いによる価値観の差ってのが描かれてきたけどそれは未来から来た奏丈君と彼から見て過去の時代に生きた九十九さんやセイバーさんでよくあったような気がするんです。でも5巻では他の陣営にも大小あれどそういうのが見えてきたなぁと。特に弓・狂。それぞれの陣営がこの壁に触れて、最終どうアンサーを出していくのかが正直かなり気になる。

 そう考えると現状マスターがいないライダー陣営がどうなるかなんだよなぁ~。この人たちも相対的に大人しめなんだけど振り返ると謎だらけ。せめてライダーさんは3巻で言ってたツテが誰なのか、奏丈君の秘密をどこまで聞いちゃったか、ラノベでどんなポジションだったのか辺りの情報どれか1つぐらいは明かしてから退場してくださいませんか! いや流石に最後は無茶言ってるのは承知なんですけどそのレベルで謎が多いのよ。あと「おかしくなきゃ~」のセリフの所であなたの顔アップ出てきてかな~ろ冷や汗かいたんですが! ここで1番そういう感じじゃ無さそうなあなたが出てくると急に不安になるのですが! 信じていいんですよね!!!

 とは言っても全体を通してまだ伏線を蒔いてるターンだから回収の予兆が見えるまではその場の流れに身を任せるとしますか。

さいごに

 漫画1冊の感想だからそんなに書くことないでしょ~とか思ってました。全然そんなことなかった。まあ単行本出るペースも爆速じゃないからこのくらいじっくりでも許されますよね。え、ダメ? でも情報量が多いからゆっくり咀嚼していきたいのもまた事実だし、何より私自身読むスピードが速い訳じゃないし丁度いいのかな? たっぷり楽しめますし。それにしてもサーヴァントもほぼ出そろって混戦してきたから次どうなるのかちょっと想像がつかない。

 という訳でお付き合いいただきありがとうございました! 唐突に感想垂れ流したのに(しかも長い)ここまで読んでいただいたのは感謝でしかない。では漫画の感想・・・・・はここまでです。機会がありましたらまたお会いしましょう!















おまけ ※FGO関連の話です!

 こないだの生放送見たんですけど……周年イベントの情報のやつです。え、"ぐだぐだイベントのコーナー"があるってマジですか? ちょっと情報が出て時間が経った今でも時折頭がショートしそうなんですけど! しかも物理的なコーナーだけじゃなくて生放送まで。良いんですか、公式のぐだぐだトークをガッツリと聞いて! やばい、興奮が止まらん。地方住みなんで現地行くのは厳しいけど8月4日は絶対に予定入れないようにしなきゃ。確実に生放送リアタイするんだ。

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