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みっきーのリアル登山者の端書き#595『山のマイナス』

山について、マイナスの印象を持たれている方とお話ししました。

その方のご親戚が林業をされており、山を持っていたのですが、外国材の流入・木材価格の下落によって事業が立ち行かなくなり、山自体が負債となり、ご親戚を困らせていたそうです。

戦後の需要を見越して実施された大規模な人工林の拡大は、色々なところで破綻を起こしていますがそのひとつの事例のように思います。

誰も山を持ちたがらない、山に関心を持てないということが続けば、より人は山から遠ざかっていくかもしれませんね。

そうした意味で山の産業を魅力にしたり、所持に関する負担の軽減したり、山の経済性の改革が必要に感じます。
エコツーリズム、植生転換、択伐システムなど、いかに森林と上手に付き合っていくか、これからも考えを深めていきたいです。

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