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無料でスキルシェアはできない……?!

計画が頓挫っっ……!

タイトルにあるとおりです。

僕は現役の地方公務員であるため、地方公務員法第38条に基づき、基本的には副業はできません。

そのため、まずは無料でコーチングをしたり相談を受けたりすることで、目標に向けて経験や実績を積もうと思っていました。

そして、先週、スキルシェアサービス『ココナラ』でサービスを始めようと思い、準備を始めました。

アカウントは作っておいたので、まずは他の出品者の方で、コーチングや相談相手といったサービスを行っている方を探しました。

まず、自分がサービスを受けてみて、どういったものなのかを体験してみようと思ったのです。

しかし、そこで違和感を覚えました。

「無料で出している方がいませんね……」

違和感のためか、口調がフリーザになっている自分がいました。

まさかと思い、よくよく調べてみると……。


最低サービス価格は、最も低いカテゴリで500円となります。

https://coconala-support.zendesk.com/hc/ja/articles/360020963554-
coconala /カテゴリごとの最低サービス価格」 /確認日:2023年9月6日

……なんということでしょう。
『ココナラ』では無料でサービスを出品することは禁止されていたのです。

その瞬間、僕の脳内には、
大好きなUVERWorldの楽曲
『バーベル~皇帝の新しい服ver.~』 の一節が流れました。

ーそんな布 あるわけないじゃん

……転じて、「そんな制度 あるわけないじゃん」です。

考えてみれば、プラットフォームの提供側としてはサービス料の何割かを手数料としてもらわないとシステムとして成り立たないわけですから、無料サービスはダメって言いますよね。

世のスキルシェアサービスを全て調べたわけではありませんが、システムの基本的な枠組みを考えれば、きっと同じ結論に達するのでは……と思います。

次の一手っっ……!!

取るべき選択肢

ここで、僕の中で次の選択肢が浮かびました。

  1. 無料で提供する下地を自分で作る

  2. 有料でもできるよう職場に相談する

  3. 転職する

この3つです。

1.無料で提供する下地を自分で作る

まずはこちら。

既存のプラットフォームを使って無料相談ができないのであれば、noteのほかにInstagramなどを使って集客し、直接ZOOMなどを使って無料相談を受け付ける、といった方法。

実績や経験を積むことを目的として無料でサービスを提供しようと思い立ったので、そういった意味で、この方法はアリかと思います。

しかし、既存プラットフォームを利用しない集客は、非常に困難だと予想されます。

頑張って工夫して、無料相談のための集客活動を行うことは、手段と目的が逆転してしまう気がしました。

そこに労力かけるなら、もっと別のやり方があるんじゃないのか?
と思ったのです。

もし無料でやるのであれば、自分の属するコミュニティやネットワークの中で希望者を募る方が現実的かな、と考えました。

2.有料でもできるよう職場に相談する

続いてはこちら。

法令上、地方公務員でも内容次第では副業可、ということになっています。

総務省の作成した資料によると、


地方公務員の兼業については、公務の能率の確保、職務の公正の確保、職員の品位の保持等のため、国家公務員と同様、許可制が採用されている。(地方公務員法第38条)
具体的には、地方公務員は許可なく次の行為を行うことができないこととされている。
(1)営利団体の役員等を兼ねること
(2)自ら営利企業を営むこと
(3)報酬を得て事業又は事務に従事すること

https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/singi/chihou_seido/singi/02gyosei01_03000176_00045.html
総務省/第32次地方制度調査会第26回専門小委員会/
【資料2】地方公務員の社会貢献活動に関する兼業について/確認日:2023年9月6日

となっています。

ふーん。……で、どゆこと?

超すごくざっくり言えば、営利目的で他の仕事して、お金をもらっちゃいかんよ、ということです。

ポイントは、
「地方公務員は許可なく次の行為を行うことができない」
という点。

逆に言えば、「許可」があればできるんです。
総務省の資料にも許可を得て兼業をしている事例が載っています。

僕がやろうとしている、お悩みを持つ方のサポートをする、という内容であれば、相談して交渉すれば許可が下りる余地はあるのでは……?とも思いました。

が。

こういう相談をする先って、職員を管理する系の部署なのですが、僕が今いる部署というのが、この「職員を管理する系」の部署なんです。

ということは、兼業をしたいとなれば、直属の上司にそれを相談することになります。

率直に言って、適応障害で復職した直後に兼業をしたいと言い出すことは、あまり良い印象は持たれないんじゃないかと思います。


僕は、今の仕事が自分の価値観に合わなくて適応障害になりました。
しかし、自分を見つめ直した結果、心の健康を保つために、本業と並行して自分のやりたいことをやりたいんです。


……と相談したとして、理屈で理解していただけたとしても、感情的な部分では許せない部分が出てきてもおかしくないと思うんです。

実際問題、言われた方はいい気持ちしないよな……と思い、職場への相談はしないことにしました。

3.転職する

最後の選択肢は転職。

遅かれ早かれ、いつかは公務員を辞めて、自分の夢のために行動したいと思っています。

ただ、現実問題として現在の年齢を考えると、時間が経てば経つほど、転職先の候補は狭まってきます。

であれば、早いうちに行動して転職をした方がいい。

……とは思うんです。思うんですが!!

実は、転職サイトや転職エージェントを通して転職活動をしてはいるんですが、どうしても年収が下がってしまうんですね。

エージェントの方に言われたのは、役所勤めで色々な課を経験していても、職種としてはあくまでも「事務」である、ということ。

で、事務の仕事を探すと、どうしても今の年収よりも下がってしまう。

これってよく考えれば、市場の相場に比べて、今の仕事が年収をもらいすぎってことなのかもしれません。
つまりは、恵まれている。
そんな状況で、仕事の内容が自分に合わない!なんて言っているんですから、贅沢な悩みなんだと思います。

でも、人生の大半が仕事をしている時間なら、
毎朝嫌々出勤するんじゃなく、自分がやりたい仕事で、ワクワクしながら働きたいんです。

でも、現実的に年収が下がると生活が……。

ここは妻とよく相談すべきところです。

家庭を持っている以上、この人生は僕だけのものではありません。
妻の人生でもあり、
子どもたちの人生でもあります。

単純に、この先のキャリアや目標を考えたら、転職して生活の糧を得ながら副業として自分のやりたいことを続け、軌道に乗せていくことがベストなのかもしれません。

ありがたいことに妻は僕の心を気遣って、無理せず、自分のやりたいことをやってもいい、と言ってくれています。

ただ、妻も葛藤しながらそんな風に言ってくれていると思うんです。

まだ答えは出ていませんが、考えながら、行動しながら、自分と向き合いながら、家族にとって一番いいやり方を探していこうと思います。

最後はきっとうまくいく、と(根拠なく)何となく思うんですけどね。

この先はどうするっっ……!!!

僕という人間を知ってもらうための発信活動を続けます。

そして、今後のことについて、妻と相談します。

思考停止して、ダラダラと現状維持をすることだけはないように!


本日は以上です。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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