ありがとう、サッカー日本代表


ありがとう、サッカー日本代表。君たちは一人の大学生を救った。
僕は京都の大学一年生、春学期の単位は8。GPA0.32。
秋学期の出席率多分5パーくらい。資格なし、友達なし、夢もなし。
昼の1時に起きてその日の授業を全部切り、虚無感と罪悪感に襲われながらバイト先へ通うだけの日々。しかし、僕にもまだ残っているものがあった。生きる糧があった。

そう、サッカーだよサッカー!!!

今日12月2日の日本対スペイン戦___
それは僕の魂を震わす試合だった。
サッカー人としての、一人の人間としての、そして何より一人の日本人として・・・
長い日本のフットボールの歴史の中で、何度も何度も先人からのパスが繋がれていき、その何十年分もの思いが詰まった最高の結果だったと思う。
最高の97分間だった。
前田の献身的なハイプレス、森田のボール奪取、三苫の貢献度、ドーアン最高なシュート、そして田中蒼のギリギリで届いた逆転弾。
試合後のインタビューも全部見てしまった。僕はあんなに目がキラキラしてる森保日本代表監督を見たことがない!!あんなに楽しそうな久保も!
泣いてる吉田も!長友も面白かった。まさにブラボーなエンターテインメントだった。

さて、ではこの記事で一番僕が伝えたいことは何なのか?

それは日本代表のこの活躍が日本の一人の大学生を救ったと言う話だ。
そう、最初に伝えた通り。
僕は、今日から一歩ずつ未来へ向かって走り出すことをここに誓おう。
なぜかって?
僕には、今までの日本代表の歩みと、このワールドカップの日本代表の二つが、僕のこれまでとこれからに重なって見えた。
暗く、苦しい。「ドーハの悲劇」「ロストフの悲劇」。
しかし、それは国民が、選手が、確かな「熱」を持って歩んできた確かな道のりだった。何年も何回も努力し、失敗した結果が結びついた。
そのエモさに、僕は肌を震わせられずに入られない。

正直、このブログはめちゃくちゃな深夜テンションで書いている。
僕の今の熱をこの僕の魂に灯った蒼炎の輝きを、ありのままここに投影しているといえるかもしれない。今、僕の目はインタビューの時の森保監督ぐらい輝いている。僕の僕のテンションはブラボーな長友と一緒だ。




ありがとう日本代表 一人の大学生を救ってくれて

クロアチア戦絶対みるよ。



そして僕は今日、初めて金曜一限の授業に行きます。

希望に満ち溢れた人生の、「熱」に溢れた一歩を踏み出すために

この歩みは決して止めないと日本代表に誓う


さあ、金曜一限、キックオフだ。




そして、今この文章を読んでいるそこの君。

最高だったよな?生きててよかったよな?
頑張ろうぜ。お前も。俺たちの試合時間はまだ終わっちゃいない。
まだキックオフすりゃしていないんだ。
何ならお前らは俺も含めて召集すらされてないよな?
いける。この「熱」を思い出せば、

勉強も  

筋トレも

その他なーんだってできるさ!!!

 

日本代表、ありがとうございます。

あなたたちの見せた景色はこのクソ大学生の心を変えたんだ。夢をあたえたんだ。

広大な砂漠の真ん中で、水に飢えた少年に一杯の水を与えるように

画面に映ったサムライブルーは真っ暗な僕の価値観に一筋の光を与えてくれた。

ありがとう。



さあ、今時刻は8時ちょうど。

俺は今、自分の部屋というロッカールームを出て、試合会場へと向かう。

栄光を掴むために___


さあ、金曜一限、キックオフだ!!!




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