求:アイドル人生⑤「おわり」
どうやらクリスマスくさいね
初めまして、ホテルしもべ妖精です。好きな色はオレンジ色です。よろしくお願いします。
年に一度の聖なる夜、クリスマス。
まもなく誰しもに訪れようとしていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
わたくしは絶不調でございます。
何故かと問われれば、ひとつ流行病に罹ったと隠さずにお話しましょう。
結構辛いです。
皆様も体調管理には十分にお気をつけくださいね。
さて、それはさておき。
クリスマスといえば、1番に何を思い浮かべるものはなんでしょう?
イルミネーション?
クリスマスツリー?
トナカイ?
どれも綺麗ですが、今回の正解ではありません。
今回の正解は、あれです。
そう。あれ、です。
どうしても欠かせないものがあるでしょう。
真っ赤な服に白いふわふわしたものを付けている……
そう!!!
サンタのコスプレをしたアイドル!!!
素晴らしい文化、サンタコス。
一定の時期にしか見ることが出来ない、まるで雨空の隙間から覗く天の川のような神秘的な存在。
そう言えば、私が抱くサンタコスへの執着は伝わりますか?
前回うさ耳の素晴らしさを語りましたが、サンタコスはその次にお気に入りのものの1つです。
この画像見てもらえれば、サンタコスの良さを分かると思います。右のトナカイもサンタを際立たせててとても良いですねദി ᷇ᵕ ᷆ )♡
飽きたのでサンタコスのお話は終わりです。
皆様よいクリスマスを🎅!
さて、ここからは少しお話を。
そろそろ2022年も終わりますね。
私は表題の『求:アイドル人生』を変えようと考えています。次の回から新しい表題をつけます。
何がいいでしょうか?
タイトルって一生ものの価値があるものですから難しいですよね。タイトル次第でどちらにも転がるというか。紙一重のものですからね。
ゆっくりじっくり考えようと思います。
そもそも、なぜ『求:アイドル人生』にしたのか。
私はずっとアイドルになりたかったからです。
ただ、その勇気も度胸もない弱い人間でした。
齢22にして、社会の辛さを痛感し、どこかに逃げ道を探していました。その時1番輝いて見えたのが、ずっと輝き続けてくれていたアイドルだけだったのです。私が言い訳をして逃げて勝手に絶望していた約6年もの間に一体何人のアイドルが誕生したでしょう。
近頃、SNSが普及しましたね。それにより、アイドルもかなり生きやすい時代になったと思います。同時に私自身の視野もかなり広げてくれました。
ああ、アイドルってこんなにたくさんいるんだ。
あれ、こんなにアイドルがいるのに、私はアイドルじゃないんだ。
目に飛び込んでくる子はみんな輝いていました。
それを見て、私はもう輝けないと思いました。
その子たちはみんな何年も前からアイドルを始めてるような子ばかりです。先も見えないあやふやな道を、手探りに傷つきながら歩いてきたような子ばかりです。
この子達が必死に頑張っている時、私は何をしていたのでしょう。あまり考えたくないです。
私は、いまさらアイドルにはなれません。
歩んできた道があまりにも綺麗すぎました。
驚くような奇跡も無ければ、忘れられない絶望も無い世界は稚拙な私にはちょうど良かったです。
このSNS時代に承認欲求ばかりが肥大化して、ないものねだりが、とても息苦しいです。
いっそこのまま窒息してしまえば楽なのに。
でも、今日も生きています。流行病にもかかるような楽しい人生です。しょうがないですね。
人には人の地獄があると言いますが、それならば呼吸の楽になるような空間も一人一人持っているでしょう。
私は、ここでした。
いつか黒歴史になることでしょう。
黒歴史にならないようにするには、一生文章を書き続ければいいのでしょうか。
少し振り向くだけでも、思い出したくないような歴史を歩んできたのだから、いまさら黒歴史が1個くらい増えようが痛くも痒くもない……そう思えば楽ですかね。
アイドルは憧れとして一生抱えて生きていきます。
多分死ぬ時に病院のベットの上で、アイドルになりたかったなあと思いながら死ぬと思います。
それくらい、あの世界はずっと私のそばで輝き続けるともう分かりきっているのです。
せめて、今後後悔を少なくできるように。
自分の思考を有耶無耶にしないように。
何でもいい。私の思考の邪魔は私にしかできないから。
何でもいいから。少しくらい吐き気がしても、やっと受け入れられた、呼吸のしやすいこの世界を手離したくない。
充電20パーセントの疲れきった相棒と共に、これからもこうして自分と向き合えたらいいと思います。
こうして振り返るのも、年末らしくていいものですね。
次の更新は2023年です。どんな年になるの少しワクワクします。
あっという間に、齢23歳の私がやってきます。
どんな顔をして迎えるのかは、自分次第ということもあり、少しばかり気合いが入っています。
間違ってもいいから、後ろだけは向くな。
吐いてもいいから、この世界にしがみついていてくれ。
好きというのは、あまりにもあやふやなくせに、希望を見せてくるので怖いです。
どうか、体調には気をつけて。
皆様も本格的に寒くなってきたのでどうか体調にはお気をつけて。
はあ、吐き出すのは気持ちいいですね。
来年もわたしはきっとアイドルを応援しています。
結局、私の人生にはアイドルが必要なのです。
今までも、これからも、人生を語るにはなくてはならない存在。息苦しいですが、呼吸が出来る数少ない場所の1つです。
ただ、もう自分自身に求めるのはやめようと思います。そういう人生もあるのだと、横目で見ながら別の人生を歩んでいきます。横目と言いながら、がっつり覗いてしまう時もあると思いますが……。たまには苦しんだ方がいいでしょう。
求:アイドル人生
これにて終了です。
それでは、皆様よいお年を。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?