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12節 徳島戦の攻撃

山形シュートが少なかった理由
ショートパスでの崩しの落とし込みは不足

この試合は西村が左サイドに開く展開がありました。
徳島の3-5-2の2トップの脇を突く攻撃が狙いだったのかもしれませんが、西村に⚽️が渡ったあとが問題でした。
1つは徳島の守備側にとって山形の選手が前に出て潰しやすい状況だったこと。
もう1つはパスコースが縦とバックパスしか残ってなかった。
この攻撃をやりたいなら
CFの髙橋はスライド3CBの脇につく
トップ下の國分は右ボランチを中にスライドさせる動きが必須。

CB→WGのパスコースを作りたいとき


これをすればパスコースは出来る

当然ですが、ずっとやっていたら相手も対策してきます。
その1つがこちら👇

左WBを最終ラインにして右WBが氣田にマークをつく

この状況になったら…私の言ってた事は通用しない形になります。
その場合は左SBの吉田を下げて氣田をWGの高い位置に移動して元のポジションに戻します。
徳島が右肩上がりなったのを利用します。

右WBが下がったのでここのスペースは使いやすい

川井がペナより少し外に開き、西村→川井の1つ飛ばしのパスをする。ドリブルで敵陣に入る。
これをする事で徳島の中盤と2トップの横のスライドをさせて疲弊させる。そこからイサカに早めにパスを出しても👌
ショートパスで崩したいなら、こういったプランの落とし込み。(ピッチでの練習、ビデオで目的を伝える)
各々の役割の明確化が必要になってきます。
もし、山形が今後もショートパスでの攻撃を続けたいなら最低でもこれと同じ。それ以上の意図を与えて、手間を掛けて練習でやらなければなりません。
そういった工夫が無ければ、敵陣で保持する回数は多くなりませんし、シュート本数も増やす事が出来ません。
今回はここまでにします。
最後までご覧いただきありがとうございました。🙇

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