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イライラをお宝に変えるノート術 


今日ちょうどイラっとしたことがあったので、
私がいつもやっている、自分とおしゃべりノートをリアルにお届けしていきます。

私がモヤモヤ、イラっとした時にやる手順は

①思ってることを全て書き出す。特に感情を感じながら。
②事実と幻想に分ける。
③どうなりたいか、どうしたいか、決める。

モヤモヤした時にやるノート術

なのですが、
今回はその手順を、私の体験を通して当てはめていきます。



今朝、
大雨だったので、子どもたちを小学校まで車で送りました。
案の定、駐車場は混み合っていて。
ボランティアで通学路を誘導してくれる人がいるんですが、いつものように、その人の指示に従い駐車場内に入りました。

駐車場は争奪戦で
割と狭いので、出る車と入ってくる車でごっちゃごちゃになるんですね。

たまたま空いた所に停めたのですが
左は大きな車で、子どもが出入りしてたこともあり、気持ち右寄りに停めました。
駐車も得意ではないので、若干ナナメになってしまったのですが、
つけ直すために、私の車が前に出てしまうと、出入りする車の邪魔になる、と思ったので、
特に直しもせず、そのまま停めたんですよね。

すると、後ろに立ってた交通誘導していたおばさんから

「枠内に停めてくださいね」

って言われたんですよ。

え?と思って確認したら、一応枠内におさまっている。斜めで右寄りだけど。
でも、私の右隣の車も、右寄りに寄っているから、出入りしにくそうでもない(むしろこの人も、枠内に停めてくださいと言われていた笑)
私も、はみ出してるわけでもないのに。

しかし、私が良かれと思ってスペースをあけた左側に停まっていた大きな車は、もう出た後で
私が右に寄って停めてます、みたいな現状でした。

「え、ちゃんと枠内におさまってますよ!」

と言って(笑)子どもたちを玄関まで一緒に送ったのですが
歩きながら、イライラモヤモヤ(笑)

ここで私はいつものように

・この人ボランティアでやってるし(だからエライし)
・雨降って駐車場パニックになってるから、良かれと思って言ってるんだから仕方ないよね
・1人がズレて停めたら、みんなズレるから迷惑だしね
・私が1発で綺麗に停めれたら良かったんだけどな、変な停め方してごめんなさい


イライラしたことを、なかったことにしようとしていました。


いやいや、これじゃいつまでたってもこの人に「でもさー(言い訳)」
「いやいやそうは言っても(正論)」
の延々ループでイライラするよ

感情を、書くんだよ!!


と正論思考を黙らせて(笑)家に帰ってすぐノートに書きました。

①感じたことを全て書く


出てきた言い訳は

・だって、左側に大きな車停まってたし。

・ナナメで右寄りだけど、枠内におさまってるし、迷惑になってないよね!

・っていうか、この人は通学路のところにいて、駐車場内のこと知らんよね

・駐車場内では、運転している者同士がお互い何となくで交わしてる気遣いみたいなのがあんのよ

・私だって入れられるなら綺麗に停めたいけど
それによって弊害が出る人がいたのよ!


この時点で、
私の気遣いでした行為、を気づいてもらえない、ということがすっごく悲しかったしムカついたんだな、ということに気づきました。

②事実と幻想に分ける

ここまで書いたら、
事実、と
幻想

に分けていきます。

事実はあったこと。
幻想は、思ったこと。


事実は「枠内に停めてくださいね、とおばさんが言った」
だけなんです。
(言われた も幻想。事実は、「言った」)

それに、私は
私なりにした気遣いに対して文句言われた!!

という幻想(感じたこと、思ったこと)をくっつけていたんです。



なるほど、そりゃ悲しいよね。

だって、私だって綺麗に停めたいけど、今日は雨だし仕方なかった。

そして、一応枠内におさめた。(こだわる 笑)

でも、他の車を考えなくて無造作に停めた、わけではないし、
いつもはちゃんと真っ直ぐに停めてる。

今日はいろいろタイミングが悪くて、左に寄って停めるしかなかった。

③どうなりたいか、どうしたいか、決める

結果、その時私ができた、私なりの気遣いの表れだった。

だから、仕方ない!

に落ち着きました。

(私は、何かとすぐ自分を責める傾向にあるので、
あの時ちゃんと1発で綺麗に停められる技術があれば…とか、
的外れな努力に結びつけちゃうんです。

もちろん、その答えは人それぞれ。
今回の私の場合は、
その時の私が出した結果だから、良くも悪くも仕方ない、がしっくりきました。

言われてしまったことも仕方ないし、
私の気遣いが伝わらなかったのも、私が右寄りに停めちゃったことも、仕方ない。)

そして、

私は、今の現状だけを見て注意するのではなく、この停め方には何か理由があったのかもしれない…
と、その人の気持ちや時系列などの背景まで見て、気持ちを汲める人で在ろう。
(お互い様精神でいよう)


そして、周りもよく見て、停めるときはなるべく真ん中におさめよう(笑)

と、静かに自分の学びとしてくっつけました。


これが、私の伝えたい、
自分とのおしゃべり です


どんな出来事からも、自分にとって学びに変えていく。
自分がこれからより良くなる未来にくっつけていく。


ノートを知る前の私はきっと

私がダメだから怒られた
このおばさんが言ってることが正しい。

と受け取ってしまい

少しでも斜めに停めている車を見たら、
あの人ダメな停め方してる!許せない!
と、勝手に取り締まり

私も完璧主義を発動して
真っ直ぐ真ん中に停めないと!
この停め方は何か言われないかな?
と周りの目を気にしてビクビクして過ごしていたと思います。

これくらい些細なモヤモヤでも、今後の行動パターンが決まってしまうのです。

運転技術を上げようと努力することも、他のナナメに停めてる車に文句を言うこともできるし

変な停め方をしてても寛大であろう、と思う自分を選ぶこともできる

どっちが良い、悪い
どっちが正しい、正しくない

ではなくて
どっちが好きか、どっちが心地よいか、で選んで良い。
(もちろん、人に迷惑にならない範囲内で。
好きだから!となんでもがむしゃらにやって良い、というのとは違います)

それは、自分に聞いてみないと絶対分からない。

だから、自分とおしゃべりが大事なんです。

これが、自分好みの人生を創っていく大事なステップです。

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