食事の呪い

訪問栄養指導にて
おじいちゃんおばあちゃんと
話をしていると
気になることがあります。　　

日本の昔ながらの教育方法
厳しく、我慢は美徳
目上の者に反抗してはならない
親の言う通りにしなければならない
こうあるべき

守れなければ
守ろうとしなければ
罵声や暴力が飛んでくる
と、話してくださった方もおられます。

食事に関しても
出されたものは全部食べる
好き嫌いしてはいけない

そんな強迫観念に
捉えられているように見え
全部食べなければと
食事とにらめっこしている方も
おられます。

また、食事のことで
噛みにくい、
飲み込みにくいなどの
問題があっても

全部食べなければいけない
文句を言ってはいけない
という思いから

本当の理由を
教えてくれないこともあります。

食べられない本当の理由に関しては
様子やふとした言葉にも
気をつけて見つけていきます。

幼い頃に押し付けられ
苦しい思いをしてきた。

それに呪われ続け
苦しい思いをしている。

その呪いを
どうやったら解けるのか。
軽くできるのか。

話を聞き
気持ちを引き出して受け止め、
あなたがいてくれて私は嬉しい
と伝えたり

嬉しい感情が残るよう
一緒に楽しんだり
小さな成功に感謝するように
心がけています。

食事に関する
強迫観念をなくしていったり
強迫観念に襲われる時間をなくし
食事をより楽しんでいただきたい。

食事を楽しめるようになることで
食事療法に繋げられたり
ストレス解消となり
より健康になれます。

私は食べることが大好きで
その幸せをみんなに大切にしてほしい
というのも大きな理由の一つです。

食事を楽しむこと
広めていきたいです☺️