一事が万事になっていく

《ある分野が他と比べて劣っているから、その分違う分野で突出している》と漠然と思うだろう。
現実は逆。
 バランスを違う分野でとれるどころか、全体分野の不平等が加速していく

 《美形》という1分野のアドバンテージを持っていると《人が寄ってくる》という恩恵を受けやすい。そうなると知識やうまい話に触れる機会も増え、《博識になる》という別の分野のアドバンテージに繋がる。《博識》と《美形》という鬼に金棒な強さになれば、さらにチャンスが増え、博識さと美形さを資本にしてお金を稼ぎ《お金持ち》のアドバンテージも獲得できたりする。ただでさえ強い鬼が、金棒を入手した挙げ句に弓も手に入れる。この時点でめちゃくちゃ強いが、とどまることを知らない。《お金持ち》というアドバンテージで《運動神経バツグン》のアドバンテージも手に入る(金を使って質の良いジムやスポーツ教室に通う等)。
 これが、1つの分野が優れている人間は全体のアドバンテージが上がり万能型になる可能性が高くなりやすい仕組み。
一事が万事理論。

ホント世の中って不公平だわ…。


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