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LUNA SEAの歌詞にツッコむ

アーティストの楽曲を聴いていると、ビジュアル系バンドであるLUNA SEAの歌詞に疑問を抱くことがある。


LOVELESS

君よ君よ あなたよ

頭痛よ頭痛よ痛いよ〜みたいな歌詞。どんだけ繰り返すねん。



SHINE

夢を見ていられたら時々は壊れよう

なんで壊れるの?
でもShineは割と歌詞がスーッと入ってきた。違和感があったのはここだけ。



STORM

GLAYの《誘惑》とかと同じような時期。《誘惑》はセクシーな情景がイメージできるが、《STORM》は……何だ?

今吹き荒れる嵐の中そう抱き合って確かめ合って

嵐の中で抱き合ってキスしてるのか?



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人はただイメージに 
輪廻のよう 生き続ける
夢エナジー

文章がつながってないし、夢エナジーってなんだ。



ROSIER

揺れて揺れて今心が

LOVELESSもそうだけど、歌詞を無意味に繰り返す癖があるのかな。



Gravity

置き忘れたアスファルト

千鳥の番組だったらこの時点で「ちょっと待て!」と停止させられる。
置き忘れたアスファルトってなんだ。

LUNA SEAは基本的に何のことを歌ってるのかが曖昧。

フォロー

LUNA SEAは異世界を表現したバンドだから、歌詞がなんのこと歌ってるのかよく分からないのはしょうがないのかもしれない。解釈は受け手に任せるといった現代アート的な芸術作品。僕は現代アート嫌いだけど。

作曲ベース

作曲ベースだから、歌詞をつけるのが大変というのが大きそう。

作曲者の考えも反映しなければならない。
ROSIERはJの想いである《自分の葬式》と混じり合って、更にわけが分からないことに。自分は夜空に終わりを探し求めている引き金で、愛しい女には近付けない…?

ちなみにボーカルのRYUICHIは作曲ほとんどしてません。作詞は全部RYUICHIだが。
作曲までRYUICHIがしていたら、曲の世界観と歌詞の世界観が一致していたかも。
まあそれこそエックスジャパンみたいなリーダーの私物化バンドみたいになるんだろうが。

河村隆一ソロ で調べてみた

作詞作曲両方が河村隆一の曲が多い。が、それでも状況のバリエーションが乏しい。《愛》からほぼ離れない。大体抱きしめてるだけ。RYUICHIが原曲というLUNA SEAのSo Sadでも切なさを抱きしめてる。曲ベースとか関係なしに語彙がなさ過ぎるのか。表現というのか。独自性がない。TRUE BLUEでもSTORMでもそうだけど、狂って抱きしめてるだけ。あとたまに自傷行為ね。

ギターであるSUGIZOの方が作詞の能力は高いと思う。
ソロアルバム《ONENESS M》で顕著。


明るくおしゃべりなダニエラは小さな女の子

ダニエラ

シスターたちが待ってくれてるから

ダニエラ



冷酷なこの世界の 僕は歯車のひとつに過ぎない

巡り会えるなら

めちゃくちゃ情景が思い浮かぶ!置き忘れたアスファルトより思い浮かぶぞ!
そして語彙が豊か。

LUNA SEAは演奏実力バンドなんだろう。グルーヴ力というか。個性のバンド。後のビジュアル系のイメージを形作ったアイコン。歌詞は《詩》であり、感性なので何でもオッケーなのだ。飾りなのだ。

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