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理科を学ぶ4年間で、電気に対する自分なりの考えを持ち、主体的に行動できるきっかけを。

Hola! Canvaの Teacher Canvassador の清水です。

このサイトでは、Canva for Education を利用した教材づくりや授業づくり、Google for Educationなどの教育ICTに関する情報。

そしてぼくのライフワークにもなっているSDGs*学校教育、SDGs*子育てについての情報をお伝えしていきます。



エネルギー教育という言葉自体は、十数年前から教育現場には出てきてはいますが、認知度はそれほど高くないように思えます。

児童・生徒がエネルギー問題について深く理解し自ら考え、必要な行動が取れるような素地が形成されることを目指すため、学校のエネルギー教育活動の支援等を行います。

資源エネルギー庁

こちらは、北 俊夫 先生 による解説。とても分かりやすい。

小学校では、どのようなエネルギー教育が行われていますか?

多くの学校では「エネルギー教育」の括りで省エネや節電などの実践が行われていますが、ほとんどが環境教育としての取り組みであり、「エネルギー教育」が行われることは極めて少ないのが現状です。その背景には、学習指導要領においてエネルギー教育に関する内容が重点として示されていないことがあります。「エネルギー」という記載があるのも理科のみです。

https://fepc.enelearning.jp/column/kita/vol1/


確かに、エネルギー教育という言葉自体は、研究指定校でもない限り表には出てきていないですね。言葉のニュアンス、捉え方が難しいかなと。もっと大きな枠組みとしての環境教育という概念であれば、総合だけではなく、小学校4年間で連続して電気を学ぶ理科、消費・節電を学ぶ家庭科、それらを言語化する国語などと、関連づけて横断的に学ぶことができます。

それゆえ、SDGs目標7のターゲット7.1「2030年までに、安価かつ信頼できる現代的エネルギーサービスへの普遍的アクセスを確保する。」について、小学校ではにおいてはは、理科を学ぶ4年間で、電気に対する自分なりの考えを持ち、主体的に行動できるきっかけが持てればと思います。


小学校理科 A区分(物質・エネルギー)

*観点
①エネルギーの捉え方
②エネルギーの変換と保存
③エネルギー資源の有効利用

*階層性
見える(歌詞)レベル

*捉え方
量的・関係的な視点

*単元
3年「電気の通り道」・4年「電流の働き」・5年「電流がつくる磁力」・6年「電気の利用」


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