「かざして、アイオライト!」(詩)
眼前の恐怖を遮って。
怖いのは人間の底知れぬ悪意。
悪気がなくてもなんだって?
自分も他人もかざしている。
「正義」と「悪」の二元性。
勧善懲悪で成り立つほど。
世の中そんなに甘くない。
「どんなことでも一発解決!」
無理難題を可能とする魔法なんてないから。
それでも、
科学だけを信じるのも違う。
目に見えないものはある。
サンタだってどこかにいる。
それがどれだけ荒唐無稽に見えたとしても。
私はそれを信じている。
それだけでいいんだ。
かざして、アイオライト!
様々な色を見せて。
恐怖を消し去って。
大好きな青色が輝く。
勇気さえあれば
私は飛べる。
さよならだって告げられる。
道を示して、アイオライト!
私が意思を貫けるように。
まだ、私が歩けるように………
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