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「現実と真実。」(詩)

心の底

考えていること

いっぱいで


精神は

遠く、遠く

取り残されていく


悪いのは自分

悪いのは他人

感情が傾いていく


本当のとこなんて知らないが。


このセカイは

多分創られたゲームだ。


事実が小説に勝るのはきっと。

作家の先に、カミサマがいるから。


意味ありげな現実の描写に踊らされながら。


そんな、

届かない夢を見る僕に

君はぴしゃりと言い切った。


「俺はゲームのキャラじゃねーぞ?」


疑問が晴れる訳じゃない

考えが変わる訳でもない


……なのに、妙にその言葉が
現実味を帯びていた。


目の前に、
僕にとっての君がいた。

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