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「一杯の時間を。」(詩)

辺りに音が響いている。


それぞれの思いを抱いて。


魂をのせて。


互いの心情が顕になっていく。


願いをこめて

滲んだ全て。


閉ざされたフィールドは

鮮やかだ。


少しずつ飲み干す

一杯の時間の中で。


何を選んで。


どんな心情がそこにあって。


どの心情を拾い上げて。


まだ、全部はわからないけど。


自らの行動を

省みては。


これからのセカイを

僕は生きていく。


貴方と私は違う。


響くことも違うけれど。


うたうものも違うけれど。

なにかひとつ。

たったひとつでも心に響いたなら。


きっと

「存在意義」を証明できる。


それが


惑う僕の

ちっぽけな思考回路。

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