「旅の始まり。」(詩)
別れ道
手を降ってさよーなら!
終わりが見えた
Cパートを越えて。
泣きそうになる寂しさを堪えて。
新たに向かうは新天地。
出会いもあれば別れもある。
足の赴くまま、身を委ね。
鮮やかな青空を仰ぐ。
見るもの全てが、輝いて。
広大なセカイ
旅の未来へと進む。
歩いて、自転車に乗って。
走って、電車に乗って。
木陰の風に揺られ、船に揺られ。
風に乗って、空の果てまで飛んでく飛行機。
際限なく、終わりの無い旅へ。
道しるべはないさ。
この命が続くまで
限りのある人生を謳歌するんだ。
慣れ親しんだ日常にバイバイ。
……やっぱり、寂しくなるけれど。
この先を。
セカイの果てを。
ただ、見てみたいから。
----変わらないよ。
笑いさざめいて、前進するんだ。
苦難もあるだろう。
過去に縋りたくなるときもあるだろう。
だけど。
人生を変えるような出会いがあるだろう。
未来に希望を抱く日すら来る筈だ。
だから。
この胸のドキドキだけを抱いて。
……また、歩き出す。
僕らの見据えた先には、
まだ誰も見たことない景色があった………
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?