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青春18×2 君へと続く道

映画「青春18×2 君へと続く道」
試写会があたったので一度見ていて
2回目の映画館にいきました

Mr.childrenが大好きな私
この映画の主題歌はミスチルあってこその‥っていう感じです

いま「記憶の旅人」をひたすらリピートしながら書いてます

映画のネタバレになるので
これ以下はまだ見てないから見たくないよっていう方はすみません💦

初見では内容は知らずに見たので単純な
ラブストーリーじゃなくて
病気の絡んだ話かな位の思いで見てました

始めの方は、台湾の素敵な景色や屋台の風景など出てきて
台湾でこの映画見れたらいいなあとか思いながら楽しかったです

「切ない」という感情・・

心臓疾患に患っていた「アミ」役の清原果耶ちゃんの「ジミー」への想いを断ち切るために嘘で、彼が日本にいる事を告げるんですが、やりきれない気持ち

私、病気の映画で、病を隠して「好きな人がいる」「好きな人ができた」と‥
そういう別れ方をすることが本当に嫌であまり見るのは苦手です

自分だったら、どうするかな‥
ただでさえ、長く生きられるか分からないという病を背負って好きになった人に嘘をついて、さよならを言う‥

そういうシチュエーションだからこその
映画、ドラマなのかもしれないけど

実際は、やはり、苦しすぎて、黙っていられるのかな、、と

私がもしそうだったら、私はこういう病だ、だからいつまで一緒にいられるか分からないから離れようと
これって酷なのかな…でも嘘は、つけない

相手の方がもしそうだったとしても、同じように教えてほしい
それから決断するのは、私だし、その方

私は、気になる人になにか病気があったとしてもそれが離れる理由にはならない


一緒に生きる方向に気を向けるか、思い出作りでもなんでもいいから精一杯たのしい日々を過ごしたい

だって誰だって、いつ、なにがあるか分からないんだもん‥
立ち位置としてはおなじじゃん

という、ありきたりなことを夜中に書いていますが
実際、私は胃がん

6年半たったとはいえ
家族にしか見せることができない
苦しみや食事に対しての
後遺症があります

もう、私は49歳
誰かを好きになることはないと思っている
それは、私に胃がない、ということも、もちろんあります

逃げている

やはり 臓器がひとつなくなっているという事はかなりな負担を背負って生きている

でも、生きているんです

この切なさ、やるせなさを、これからもしかしたら出会うかもしれない人に
見せる時に自分は耐えられるのか…

想像しただけで涙

誰だって、好きな人がいる方が人として輝けるとは思います


でも、どこかで躊躇してしまう


こんなこと、健康に生きてる人がここまで考える事さえないんじゃないかな私は考えてしまう

この映画で良かったのは「アミ」が亡くなったことを知った後に「ジミー」が「アミ」の生まれ育った街にきてくれること

そこでの風景、アミのお母さん、アミの部屋で香る匂い、アミの絵日記
つい最近いなくなったばかりのような光景を想像させてくれます

「暗闇に浮かぶ光のような想いを追って」
ミスチル
「記憶の旅人」のラストの歌詞です

桜井さんの作ったこの曲
ずっとずっと聴いていられる

桜井和寿さんの映画に
関われたことへの感謝の言葉

青春の人恋しさ、今の年齢になっても
「あってほしいと強く願うもの」
人恋しさは人を弱くもするけど強くもする

とにかく大好き!ってこと
2024年6月4日 

この映画と音楽を聴けたこと忘れないし
これからもずっと、心に響く歌を紡いでいってほしいと願っています

長文……有難うございました🥲


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