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面接で緊張せずに話すには②【自分と向き合う】

前回の記事で、面接で緊張せずに話せるようになるには、

「上手くやろう」「相手がどう思うか」と考えない。
背伸びせずに自然体で。ありのままの自分で臨むこと。
と書きました。

こんなふうに考え方を変えることで、楽に面接に臨めそうだという方はよいのですが、

中には「そんなこと言われてもやっぱり不安。緊張する」という方もいらっしゃるでしょう。

そんな方のために、もう一つのアプローチ法「自分と向き合う」について書きたいと思います。

「自分と向き合う」とは、「なぜ緊張するのか」自問自答すること。緊張してしまう自分と向き合って、根本から解決しましょう。


「なぜ緊張するのか」自問自答する

ぜひノートに書き出してみてください!

①面接を受ける時、どんな自分がいるか?

最近、面接を受けた方はその時のことを思い出してみるといいです。面接を受けている最中、どんなことを考えていましたか?

これから面接を受ける方は、面接で人事担当者と向かい合った時、質問された時を思い浮かべて、その場面で自分はどんなことを考えるだろう?と想像してみてください。

例えば、「準備してない質問が来たらどうしよう。答えられなかったらどうしようと考えてしまう」としたら、次はそれを深掘りして考えます。

②なぜそう思うのか?そう思うようになったきっかけは?

冒頭に書いたように、考え方を変えるだけでは上手くいきそうにないのなら、自分でも気づかないうちに過去の嫌な経験を引きずっているのかも。前に進むには、それと向き合う必要があります。

「準備してない質問が来て、答えられなかったらどうしようと考えてしまう」のは、

例えば、「仕事のプレゼンで想定外の質問に答えられず黙り込んでしまった。結果、契約を逃してしまい、上司から責められトラウマになっている。それ以来、また失敗しないかと緊張する」

ひょっとしたら、子供の頃の思い出が出てくることもあるでしょう。「小学生の時、授業で不意に当てられパニックになった。答えられず、クラスのみんなに笑われた。面接でも恥ずかしい思いをしないかと不安になる」

そんな過去の出来事が出てきたら、次へ。

③その時の気持ち・感情を言葉にして、自分を癒す。

当時を思い出して、その時どんな気持ちだったか振り返ってみてください。

「プレゼンは一生懸命準備したのに答えられず悔しかった。自分を全否定されたようで悲しかった」と言葉にできたら、

「あの時はほんと悔しかったよね。悲しかったよね」と、当時の自分に寄り添って、優しく声をかけてあげてください。

心の奥底に閉まっていた感情を解放してあげると、すっと心が軽くなります。

こうして自分と向き合う作業を繰り返していくと、そのうち「面接は緊張するけど、そのままの自分でいいんだ」と自分を肯定できるようになります。

そしたら、面接でも自然体で話せるようになるでしょう。


「自分と向き合う」を文章にするのは難しかったのですが、チャレンジしてみました。必要な方に届きますように!


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