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合同会社説明会はカジュアルな場。聞きづらいことも聞きやすい

先日久しぶりに合同会社説明会に参加してきました。キャリアカウンセリングブースで求職活動の相談に乗るというものです。

「久しぶり」というのは、このご時世になってから合同説明会はオンライン開催に切り替わり、キャリアコンサルタントとして参加する機会がなくなっていたからです。

今年に入り、会場に集まり対面で開催する合同会社説明会も増えてきました。そこで久しぶりに相談ブース担当のお声をかけていただいたというわけです。

久しぶりに参加して、合同会社説明会の良さをあらためて感じました。今日はそれを書いてみようと思います。

合同会社説明会の良さ。それは、個人的な事情を人事担当者と率直に話ができるということ。

例えば、求人はフルタイム正社員しか出ていないが、

・ひとり親で子どもの迎えがあるので〇時には退社したい。

・病気から回復したばかりで、いきなり8時間勤務できるか不安。1か月くらい勤務時間が融通できるといい。

・資格勉強中だが収入は得たい。資格取得までパートで働けないか。取得後は正社員になれないか。

こういう個人的な事情を抱えていると、求人票を見た段階で「これは条件に合わない」と応募候補から外してしまうと思います。

本来は採用面接でこういう話をして大丈夫なのですが、やはり「落とされてしまうんじゃないか」と質問をためらう方が多いです。

その点、合同会社説明会は応募前に込み入った話ができます。

求人票には書いてないけど話を聞いてみると、個人の事情に合わせて勤務時間を融通した前例があるとか、子育てしながら働く社員もいて理解がある企業だったとか。

もう一つの良さは、全く考えてなかった業界・会社の話も聞けるということ。

応募するかわからないけど「試しに話を聞いてみたい」ができるのがメリットです。

やりたい仕事が明確な人も、そうでない人もいろいろな会社の話を聞いて比較することはぜひやってほしいです。

比較して「やっぱりやりたい仕事はこれだ」と思いを強くできたならそれでOK。

志望動機も「他社・他業界の話も聞きましたが、〇〇が魅力でやはりこの仕事がしたいと気持ちが強くなりました」と説得力を持って話ができます。

これといってやりたい仕事がない人は、いろいろな会社の話を聞いて「こんな仕事があったのか」と興味を持てる分野が見つかることもあります。

合同企業説明会はカジュアルな場で「ちょっと聞いてみたい」ができるのが良いところ。気楽な気持ちで参加して情報収集に役立ててください!


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