50代は、就農適齢期? その3「やりがい探し」
サラリーマン人生の先が見える50代。
「人生の折り返し地点を迎えた」と言われる50代サラリーマンですが、実際にはどういった意識を持っているのでしょうか? 東京の企業に勤める50代の社員に行われたアンケート調査をもとに考えてみましょう。
調査によると、50代の8割以上が、残りのサラリーマン生活に”成長期待”を持てなくなっていることが分かります。さらに、このまま何の準備もしないで定年を迎えると、「定年後は明るくない」という危機感を抱いていることが見て取れるのです。
50代の4人に3人が、やりがいを見失っている!
そしてさらに驚くのは、4人に3人が、「50歳代になってから新たなやりがいが見つかっていない」と答えていることです。人生100年時代の折り返し点に立つ多くの人達が、そのエネルギーを持て余しているのです。
定年後も、70歳以上まで働く意欲が旺盛。
では、定年後への意欲は、どのようなのでしょうか? 50代サラリーマン500人を対象に行われた定年後に関するアンケート調査から探ってみましょう。50代サラリーマンの約9割が「定年後も働く意欲がある」と答えていて、60歳の定年に近づくほど、その意欲が強くなっています。
そして、3割以上の人が、「理想的には独立した個人事業主として70歳以上まで働きたい」と答えています。セカンドライフに向かって、意欲旺盛と言って過言ではないのです。
その50代の意欲を、農業へ。それが『セカンドライフ・アグリ』
アンケート調査からも分かるように50代の多くのサラリーマンは、セカンドライフへの意欲旺盛ながら、もはや会社生活の中では”やりがい”が見つかっていないのです。かく言う私もその一人で、役職定年を迎えた時、自分の中で”やりがい”が薄れていくのを感じずにはいられませんでした。
「50代をセカンドライフへの準備期またはスタート期と捉え、前向きに動き出してはどうだろう。」それが『セカンドライフ・アグリ』を提唱することを決意した動機のひとつです。農業は、幸福なセカンドライフづくりをするための絶好の手段であり、優れたポテンシャルがあると感じています。
以上、Vo.4-3『50代は、就農適齢期?その3「やりがい探し」』
*次回は、その4「50代と60代の意識の違い」をお伝えします。
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